吹奏楽のエレキベースについて 後編

みなさんこんにちは!今回はエレキベース後編 使用する際の反対意見や注意点について書いていきますので是非最後まで読んで下さい。

吹奏楽でも使い方次第ではバンドのサウンドを充実させてくれる楽器ですが、中には使用する事へ抵抗を示す人や反対意見があるのも事実です。私の実体験を交えてこれらのマイナスな意見への考え方を述べていきます。

エレキベースを使う事への反対意見は以下の事が多いように感じました。

①吹奏楽特有のサウンドが崩れる
②低音楽器群の活躍の場が奪われる

この二点について掘り下げて書いていきます。
①吹奏楽特有のサウンドが崩れる
  吹奏楽は管楽器をメインに打楽器やストリングベースといった管楽器以外の楽器を加えたサウンドが特徴となっています。基本的には電子楽器とはあまり縁がないジャンルとなっていますので、エレキベースを加えると本来の吹奏楽のサウンドの良さを崩してしまうのでは?という意見もよく聞きます。
 私は「吹奏楽のサウンドが崩れることはない」という見解です。
みなさんがよく耳にしている市販されている吹奏楽のポップスの音源は、エレキベースやシンセサイザー等の低音域が入っているものが多いです。
でも低音域の音は管楽器の音がよく聞こえて電子楽器の音がうるさく感じる事はあまりないのではないでしょうか?これは「エレキベースが低音域のメインではなくあくまでもサウンドを充実されるものであってサウンドの主役は管楽器」という事であると考えます。

②低音楽器群の活躍の場が奪われる
 エレキベースは見た目も音も目立ちます。活躍の場を奪われるのを面白くなく思う低音楽器担当の人も多いと思います。
 エレキべースはクレッシェンドやフォルテピアノなどの細かい表現が苦手です。音楽的な細かい表現はやはり管楽器に軍配が上がります。ベース一本で吹奏楽の低音サウンドが成り立つか?と言われればそんなことはありません!各々の楽器の良さを再認識してどの楽器も持ち味を発揮してどんどん目立っていきましょう。

以上を踏まえてエレベースを使用する際の注意点を上げると

普段使わない電子楽器という扱いのため使用する事に一定数抵抗感を示す人もいるのも事実です(特に低音楽器担当者から)色んな人の意見をききながらバンドの雰囲気が悪くならないように考える必要もでてきます。
上手く使えば非常に使い勝手のいい楽器なので是非編成してみてください!



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