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出会いはご褒美

国立リハビリテーションセンターで開催されている、「国リハコレクション2023」を見学してきました。

 2011年から国リハ研究所と国リハ病院看護部が「患者さんの望む衣服を届けたい」と、患者さんと共に続けてこられた活動で、コロナ禍の前にはファッションショーも開催されたそうです。
 今回はロビーで「レインコート」「着やすいパーカー」「履きやすい靴」などの実践が紹介されていました。どれも「着やすい」「使いやすい」工夫をこらすだけでなく、工夫自体がカッコよくデザインされていました。

 困っている方のニーズを聞き取り、解決するための方法を考え、実際に使用できるところまで持っていくのは、想像するほど簡単なことではありません。展示されているものからは「ひとりひとりニーズが違う。でもそのことに気づいたら何とかしたい」そういう思いと試行錯誤のご苦労が伝わってきました。

 これまでの実践をまとめたパンフレットを、有難くいただいてきました。

国リハコレクション パンフレット

 展示品も勉強になりましたが、同じような志をもち、同じようにもがいている人たちとお話ができたことが嬉しかったです。ちょうど、その試行錯誤にはまり、ひとり焦っていた私にとって、大きな励みとなりました。
「出会いはご褒美」ですね。よし、私も挫けずがんばろう。


国リハコレクション2023のご案内はこちら。

今年は12月8日までの開催です。
毎年障害者週間に合わせて開催されているそうです。


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