瞑想パワー
最近少し悩んでいることがある。家での勉強についてだ。
家で勉強していると、色々と集中を妨げられてしまうことが多々ある。
私の場合は、主に2つ理由があって、1つ目は猫様で、2つ目はパートナーである。
猫様はツンデレ族として非常に有名だが、まさにそのとおり。
突然訪れる「かまってちゃん」モードの時、彼女は私の目の前、キーボードの上、ノートの上、膝の上などなど、好き勝手に占領してくる。撫でてあげなければ、つぶらな瞳で私を見つめ、その愛らしい肉球のついた柔らかい手を、「こっちを見て」と言わんばかりに私の顔へ伸ばし、そっと触れてくる。「う~ん、悩ましい・・・。悩ましすぎる。私には抗えない」。結果、集中力と呼ばれるものはどこかへ消え去り、ただそのかわいい物体を愛でることにしばし徹する・・・
そして時には、少し高めのその声を駆使して私に何かを訴えかけてくる。目の前を何度も何度もウロウロしながら。私の視界は遮られ、手元もスクリーンもよく見えない。顔には彼女の柔らかいファーがこすりつけられ、とても気持ちが良くなってくる。「う~ん、今ちょっと忙しい・・・。わかった、お外に行きたいの?」。結局、作業は中断され、彼女を外へ出してやる。そして、10分も経たないうちに外から鳴き声が聞こえ、中に入れてやる。彼女はご飯の入った器へ一直線に向かい、軽く食事を楽しむと、また鳴き始めるのである。「お外に行きたいの」と・・・to be continued・・・・・・
まあ毎日同じ状況というわけではないが、こういったことが日々繰り返される。さすが猫様だ。人間共を従える、至高の力を持っている。
一匹の猫にでさえ振り回されてしまっていることを思うと、子育てしながら勉強や仕事をしている人を本当に尊敬する。
このことに関しては、慣れるしかないと思っているが、感情に振り回されることなく、作業から離れて戻るという、「頭の切替スイッチ」をどうにかして鍛えられればとも思う。
瞑想をすることで精神力を鍛えてみるのもいい。恐らく瞑想中も、猫様が雑念を運んでくることは目に見えているが(笑)
2つ目の、パートナーの話に移ろう。
現在私たちは、ベースメントと呼ばれる一軒家の半地下部分を借りて住んでいる。海外ではベースメント部分を他の人に貸していることはよくある。部屋の作りは1LDKか1DKといったところで、小さいが2人と1匹ならまあ何とかなる。
しかし、自分の部屋、というか作業部屋というものがないので、リビングに机を置いて、そこで日々勉強している。
そうなると、パートナーの生活リズムと完璧に合わせないと結構大変になってくる。日中、彼は仕事でいないので、基本的に好き勝手に自分のペースでやっているが(笑)、例えば課題などで締切りに追われ時間がない時、私は夕飯も自分のペースでとりたいし、ずっと集中して作業をしていたい。でも、仕事が終わって帰ってきた彼は、ご飯も食べたいし、自分の好きな時間を家で過ごしたいわけだ。好きな音楽を聞いたり、動画を見たり、ゲームをしたり。
「今日は集中して頑張るから夕飯は各々で」、ということにしても、彼の作るおいしそうな夕飯の匂いがプンプンしてくる。集中なんてどこへやら、私の胃袋は完全に違うことを考え出している。結局、「やっぱり私もご飯を食べよう」、ということになる。
「よし。お腹も満たされたし、今から集中するぞ!」と、勉強に戻るが、彼が見てる動画から聞こえる声に、「その動画おもしろそうだね~」なんて反応してしまう。結局、一緒にまったりと動画を見たり、一緒の時間を過ごしたくなるのだ・・・
要するに、私は集中できない人なのかもしれない(笑)
となると、ここはやはり「頭の切替スイッチ」を鍛え、集中モードへ簡単に行ったり来たりできるようになればいいかもしれない。私の仮説では、短い時間でサクッと集中して取り組めるようになるのではないかと思われる。
色々な日々の出来事に振り回されながら、また平常心へ戻す。
そんな瞑想パワーを信じて、「30days瞑想チャレンジ」をして結果を見るのも悪くないな。うん。
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