寝巻きスタイルがいい
最近心をつかまれたもの。
ひざが見えるくらいの短パンで
サンダルを脱ぎ散らかして夜の田舎道を歩くかつてのルームメイト。
中央線に揺られながらこのストーリーをみたときに、私が好きなのはこれだったと強烈に思い出した。
2年と半年、まわりに何もない山での学生生活。
カバンも持たずメイクもせずに、つっかけで歩くあの広い道路の感じが好きだった。
待ち合わせてないのに、ばったり会えちゃうあの距離感が好きだった。
テキトーな格好でいいやっていうあきらめじゃなくて、むしろそんな格好がいい。
積極的に好き。
中央線の東京行きに乗るときは、この服で正解だったかなって気になってしまうけど、
あの田舎道ならどんなにダサいと思われようと胸をはって繰り出せる。
そんな開放感と自信をもつことができた、幸せな場所であり時間だった。
社会人になって、東京都心での研修はそれなりに楽しんだけども、
東京田舎寄りの配属になった今、私のホームはやはりこっちだなと思う。
え、ぜんぜん、田舎者の強がりじゃなぃ
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