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障害年金について

障害年金、取得している方はご存じかもですが、取得までがすっっごく大変です。今私は絶賛申請のための書類を各所からかき集めています。
えーっ、これ知っておきたかった!とか、そうなんだ!とかあったので私に説明できる範囲ですが、私がどうして障害年金を申請しようと思ったのかから、現在申請のための書類を各所からかき集めている状況までを記載致します。

【1】どうして申請しようと思ったのか

これはシンプルに「うつ病により働けなくなってしまった」からです。
そしてそれが、自分が思っていた以上に長期間働く事が困難な状況(一人で外出すると動機がする、情報量が多くてパンク気味になる等)であると自分で判断しました。日本年金機構が出している、『障害年金ガイド 令和4年度版』の障害の程度3級に下記のような記載があります。

労働が著しい制限を受ける、または、労働に著しい制限を加えることを必要とするような状態です。日常生活にはほとんど支障はないが、労働については制限がある方が3級に相当します。

障害年金ガイド 令和4年度版

障害年金と聞くと、どうしても寝たきりや入院していないと、とか思っていたのですが、思ったよりも間口が広く受給が出来るか否かはおいといて、私のような通院のみのうつ病患者でも申請はできるんだなぁと思いました。
さて、私でも申請できる事を知りました。私はまず、主治医に相談しましたが、受給条件が厳しい事を改めて主治医からも念を押されましたが、トライできるものならトライしようと主人とも話合い、主治医も、では受給に向けて動きましょうとなりました。

【2】実際の申請作業について

【2-1】前置き

私たちは、障害年金について知識ゼロの状態で主治医から話を聞きました。どうやら申請のための書類をこちらで用意しなければならないらしい。最初に主治医から言われたのが「初診を証明できる書類」でした。実は私は現在の病院が初診ではありません。過去にうつ病と診察を受けた経歴がありましたのでそちらで「初診を証明できる書類」を取得する必要があるんだと思いました。そこで以前の病院に連絡し、「初診を証明できる書類」を貰ったのです。よし、これで申請作業が進むはず、と思い込んでいた私はそれを主治医に見せたら「これは通院証明書で違いますね」と言われました。(見せて頂きましたが、確かに通院証明書でした。)そこで改めて、主治医に話をしたところ、一度年金事務所に相談に行って申請するための書類が必要であること、またその中に「初診を証明できる書類」の「受診状況等証明書」が必要であると判明しました。(ややこしいですよね…)

【2-2】実際の作業について

さて、ここから本来の正しい流れを記載します。主治医に年金について相談し、年金を受給できる可能性があるかもしれないというお話になったらまず。「最寄りの年金事務所」予約をとって行きましょう。
なぜ予約が必要なのか、他の年金の手続きの方いらっしゃっています。その中で、右も左もわからない状況になるのはパニックになったり、体調が悪くなってしまう場合があるかと思います。私の場合で言えば、予約を取って行ったにも関わらず体調を崩し、途中まで全て同行した主人と事務所の方に進めて頂きました。(私は隣に座ってひたすら落ち着くまで目を閉じたり、水を飲んだりしていました。)なので、出来れば信頼のおける同行者と一緒に行くか、もしくは月の中で自分の体調のよいを思われる週を狙って予約を取るのをお勧めします。
予約方法は年金ダイヤルもしくは最寄りの年金事務所にお問い合わせください。私は年金ダイヤルのコールセンターの方に予約を取って頂きました。

さて、予約したその日になり、年金事務所に伺いました。
そこで相談を聞いていただくのですが、うつ病での現在までの通院歴等を事務所の方にお話しする必要があります。私の場合本来ならここで以前の病院から頂いた「通院証明書」が役に立ったはずなのですが、持参を忘れてしまい…、曖昧な時期の中でも担当職員の方が丁寧に聞き取りしてくださいました。

粗方聞き取りをされた後、障害年金を受け取るためには「保険料の納付要件」というものがあり、それに合致していないとそもそも申請も出来ない旨を教えて頂きました。私の場合はなんとか該当するようで、では実際の申請のための書類をお渡しします。となりました。

【2-3】申請書書類一式をもらいました。

ここで、ようやく申請書類一式をもらいました。
診断状況等に関わる申請書類は以下の通りです。

  • 初診の病院に書いてもらう「受診状況等証明書」

  • 現在の病院に書いてもらう「診断書」

  • 自分で書く「病歴・就労状況等申立書」

他にも年金手帳、戸籍謄本や、私名義の預金通帳等が必要になります。

【2-4】改めて各病院に連絡

上記、書類を受け取ってから初診の病院に連絡をとりました。
「初診を証明できる書類」ではなく、障害年金のための「受診状況等証明書」を書いてほしいとお願いしたところ、金額はかかるが書けるとのご連絡を頂きました。先方に提出時と受取時で伺わなければ行けないので、改めて頑張って外出します。
また、「病歴・就労状況等申立書」を書くにあたり今までうつ病でかかった病院に通院歴を聞くために連絡を取りました。これも地味に大変でしたが、意外と自分がいつ病院にかかった分かってよかったなと思います。

【3】今後について

「受診状況等証明書」を受け取った後、「受診状況等証明書」を主治医にお渡しして「診断書」の記載を主治医にお願いしようと思っています。
「受診状況等証明書」と「診断書」を頂いてから、「病歴・就労状況等申立書」についての細かい部分を記載し、それが完了したら再度年金ダイヤル経由で予約をとり年金事務所に申請しに行こうと思います。

ここまでしても、受給できるかどうかの可能性は分かりません。
それでもここまでしてやる?みたいな疑問が自分の中でもありましたし、途中でもういいやとも思いました。でも改めて、自分の病歴や状況を正しく判断するためにこの作業を行ってよかったなと今は思っており、受給についてはできればいいな位の感覚でいます。

また、別途障害者手帳についても申請しようと思っており、
こちらも近々市役所に相談に行くつもりです。うつ病患者なのに、フットワークの軽さが求められてどうしよう(笑)という感じですが、これも一つのリハビリだと思って頑張ろうと思っております。

以上、障害年金申請について私が失敗した事と、これからの作業についてでした。これはあくまでも私が体験した年金申請についてですので何か間違い等ありましたら、コメントで頂ければ嬉しいです。

よろしければ次の記事も読んんで頂ければ幸いです。