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【身体】テニス肘との付き合い方(22年11月版)

テニスエルボー歴:2019夏前から外側テニス肘。ノートパソコンをつまんで持ち上げるのが痛かったです。2019年9月にステロイド注射。2020秋くらいまで色々試しつつで寛解。2021秋から内側テニス肘の気配。手洗い時に違和感がありました。2022秋頃から内側も調子良くなってきてます。

対応方針として、基本は休めることです。しかし、それができないのはテニス民ならでは。そこで、私の付き合い方の最新版をまとめてみました。

<アイシング>プレーが終わったら、冷やしましょう。これは鉄則。僕の場合は、小ぶりな保冷剤を緩めのサポーターで固定しています。痛いところにあてがってます。保冷剤が溶ける頃まで冷やせば、大抵は十分です。気になるようでしたら、もう一度どうぞ。

<外用薬>いわゆる湿布と塗り薬です。使われている有効成分は限られていますから、自分に合ったものがどれかを探すことに力を入れます。

1)サリチル酸メチル系 サロメチールとかがこれに当たります。古典的な消炎剤です。効き目だけで言えば、世代が古いので今時のものには劣ります。が、その分、気楽に使えるのも確かです。匂いが強いので、我が家では禁止薬物になっています。

2)インドメタシン系 バンテリンはこれです。効き目は強いはずですが、浸透効率が少し悪いため、最近ではちょっと負けてる感じがします。長期に使用するとお腹に来るらしいので、そこだけは気をつけましょう。

3)フェルビナク系 フェイタスなんかがこの成分です。大抵の痛みに効きます。

4)ジクロフェナク系 いわゆるボルタレン。鎮痛剤の中では最強とされます。流石に効きます。これも少し胃腸に来るそうです。

5)ロキソプロフェン系 ロキソニンです。熱冷ましや頭痛薬として有名かも知れませんね。これは試していないので感想を書きませんが、世間的には「そこそこ効く」らしいです。

僕は外側テニス肘の時に3)、内側テニス肘の時に3)→4)→2)と使っていました。コロコロと変えていたのは合うものを探していると言うことです。現時点では、インドメタシンのジェル系塗り薬を愛用しており、それで落ち着いています。テニスをした日や痛い日なんかの夜に塗り込んでいます。ベタつくのを避ける意味で温める系のサポーターをはめて寝ています。週末にテニスをして、月曜の昼頃には違和感なく生活できています。

<エルボーバンド>大手メーカーとしてはZamstとMcDavidが発売していて、普通のスポーツ店で売られています。Amazonでも色々なメーカーのものがあります。僕は前述のザムストのものとマクダビッドのものとの両方を使ってます。マクダビッドのものは筋肉を抑えるためのパッドが2箇所ついていて、外側テニス肘・内側テニス肘に関わる筋肉を同時に抑えることができます。締める能力としては、パッド一つのザムストの方が強いです。まさにお好みです。周りを見た感じ、ザムストユーザーが多いかな。

<テーピング>前腕の筋肉に対するキネシオテーピングがネットではよく報告されていますが、それほど重要ではないです。痛い部分を15センチほどのキネシオテープでシンプルに押さえる方が楽でした。意外ですが、手首にキネシオを巻いたり固定テープを軽く巻いたりするのも楽になります。

<ストレッチ>痛い時にはやめておきましょう。痛みの原因は、筋肉と骨との接合部分が引っ張られて傷つくことなんです。下手なストレッチはそれに追い打ちを掛けていることになるのです。なのでやめましょう。痛みが治まった後なら、どうぞご自由に。でも、筋肉にアプローチしたいのなら、伸ばすよりも緩めることを目指しましょう。マッサージガンを使っても良いし、温めても良いし、揺さぶるのも良いですね。

<マッサージ器具系>マッサージガンは悪くないです。痛いところを直撃するのではなく、前腕の筋肉を叩きましょう。割とほぐれていい感じです。低周波治療器「オムロン エレパルス」はテニス肘に効かないです。腰痛には効きました。

<ステロイド注射>そうそう、ステロイド注射は効きます。あれほどの痛みが翌日にはパッタリ止まります。西洋医学恐るべしです。生活に支障が出ているレベルなら、利用してもいいと思います。ただし、打っても良い回数に制限があるので、多用はできません。

<ナイロンストリング>最近、ポリからナイロンにしました。でも関係ないと思います。だって、久々にポリを使っても気にならないし、外側の時はナイロンに変えてないし。

以上、こんな感じで付き合っていて、外側に関しては疲労を感じる程度に治っています。内側に関しては若干、痛みが残っていますが、手洗いで擦り合わせても違和感がなくなりましたから、完全に復調するまであと少しです。

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