見出し画像

フランシス・ベーコン バリー・ジュール・コレクションによる

フランシス・ベーコン バリー・ジュール・コレクションによる
2021.1.9–4.11
@神奈川県立近代美術館 葉山館 展示室2–4(神奈川県鎌倉市雪ノ下2-8-1 )
入場料:2000円
★★★☆☆

最終の土日に駆け込みとなってしまったが、久しぶりに葉山館へ。

画像1

ベーコンが生前けっして世に出すことのなかった「秘密」 ―― 作らないとされていた素描、参照していたおびただしい印刷物と、そこに描かれた線や図像、そして、そのほとんどを破棄したと言われていた、シュルレアリスムに傾倒した若き日の絵画たち。本展では、死の直前までこの巨匠がひそかに手元に残した初期絵画作品や素描、資料など約130点を日本で初公開します。生前には明らかにされなかったそのインスピレーション源を紐解き、孤高の画家の真の姿に迫ります。(—展覧会HPより)


生前は謎に包まれていたベーコンの初期作品などを譲り受けたのがバリー・ジュールだ。

病理学の写真に強い興味を持ち、それをモチーフとしたドローイングやコラージュなどの作品が多くあった(というか半数以上そうだった?)のが印象的だった。そこからベーコンの、身体や顔の表情についての探究心を感じることができた。

写真や画集などに上からドローイングを重ねているものも多かった。

画像2

撮影NGで写真がないので逗子・葉山駅の写真でも。


画像3

展覧会図録には、バリー・ジュール氏のものすごーく長い寄稿が載っているので、これから読む。


会期最終の週末に行ったのだが、少し経って渋谷区立松濤美術館で巡回展を開催していることに気づく。松濤美術館に行ったことがないのでどのくらい葉山館で見たのと同じなのか想像がつかないが、巡回展の情報って本当に分からないので焦って駆け込みしちゃうのはそういう(巡回情報を出さないようにする)意図なのだろうか…。


展覧会URL


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?