部下にストレスを感じさせないための仕事術
こんにちは、STRUGGLE ゆうとです。
在宅で仕事する一番辛いところは怠惰の誘惑が多いところですよね。
今日もなんとか持ち堪えてます。
あなたはいかがお過ごしでしょうか。
さて、今回は仕事術です。
特に部下への接し方になるのでリーダーシップの領域になるかと思いますがぜひ参考になればと思います。
リーダーシップと言えば何を想像しますか?
部下を引っ張っていく、場をまとめる、主体性を出す。
いろんなリーダーシップがありますがこの記事では
「部下に気持ちよく仕事してもらうことで最高のパフォーマンスを出す」
こちらを軸に書きますので部下が不満そうにしてるけど、何を改善したらいいのかわからない人は必見です。
部下への認識
まず、仕事術をお教えする前に確認をしておきましょう。
ぱぱっと読み進めず数秒でいいので考えてみてください。
あなたの考える「部下」はどんな存在ですか?
答えは出ましたか?
ここの認識によってはどれだけ仕事術を学んでも部下が成長できないし、気持ちよく働けない可能性がありますので、ぜひ改めて向き合いましょう。
自分の指示に従ってくれる人、責任を取らなきゃいけない相手、育てる対象。いろんなワードや考えが浮かんだと思います。ですが、僕が思う部下の存在とは
「自分の仕事を代わりにやって手伝ってくれるありがたい存在」です。
そもそも本来自分がやってた仕事をたくさんの人がやった方が効果が大きいからたくさんの人にやってもらう、それをまとめるのが上司です。
当たり前ですか?
そうです。当たり前です。
けど、これを忘れて「自分の指示をこなせないやつ」「こいつのミスで自分が怒られる」「全然仕事できるようにならないポンコツ」
こう思って接していれば部下は気付きます。
そしてその環境は当然、気持ちよくありません。
気持ちよく働けない場所で最高のパフォーマンスは出せません。
まずは部下が存在することで自分は助けてもらっている。と感じていきましょう。
そして今回紹介する仕事術でそんなありがたい部下をもっと輝かせてあげてください。
・未確定な意思決定
本来部下は「仕事を頑張りたい」と思っています。
ただ、結局方向性がわからないから何をすればいいかわからない。必要な手順がわからないからどれからすればいいかわからない。予算がわからないからどれだけの物を用意したいいかわからない。
心当たりがある方も多いと思いますが、実際これは物凄いストレスです。
そんなことを繰り返しているうちに「もう言われたことだけやればいいや」「頑張ったってどうせ無駄だ」ってなってしまうのです。
この記事を読んでいる人の役職や立場は様々だと思いますが、あなたで決められるのにまだ未確定になっていることはありませんか?
もしくは未確定のままの情報を、部下の為にしっかりあなたの上司にお伺いを立ててますか?
未確定事項は多ければ多いほどストレスです。
少しでも残っていればそれは
「実際に作業をしてあなたを助けてくれている人」が
気持ちよく仕事ができないのでぜひ未確定事項をなくす努力をしてあげましょう。
・必要な道具や資源は揃っているか
あなたの部下は仕事が問題なくできる環境ですか?
求めている仕事に見合ったツールですか?
例えば穴を掘る仕事があったとして、部下は実際に穴を掘る人。あなたは何個も穴を掘る必要があるので穴を掘る部下を何人も管理するのが仕事です。
部下は素手で穴を掘ってませんか?道具はありますか?
部下のスコップの大きさは見合ってますか?小さいので無理に頑張らせてはいませんか?
あなたの部下は仕事をすることを望んでます。
ですが、見合った道具や資源が揃ってないと「もっとできそうなのに会社のせいで、上司のせいで、自分の能力は制限されている」って感じ取ってしまいます。
それはいつしか「自分は期待されてない」に形を変えるし、さらには「どうせ自分にはできない」と部下の自己評価を下げてしまう可能性すらあります。
あなたの部下の能力が最大限発揮できる環境を整えてあげましょう。
・あなたと部下の成功をリンクさせる
あなたの部下の成果は報われるように設定されていますか?
部下はあなたの成功を手伝ってくれる人です。
その部下はあなたの成功を手伝うことで幸せになれますか?
なにも「頑張った部下にお金をもっと渡せ」と言いたい訳ではなく、成果の形はなんでもいいんです。それこそ昇給でもいいでしょうし、リーダーに任命してもいいし、仕事の自由度を広げてあげてもいい。
そうやって部下が「頑張ってることが自分の得に繋がった」と感じることが大切です。
・部下に感謝は届いているか
あなたはすべて部下に感謝を示してますか?
この質問を企業のマネージャー達にするとほとんどの人が「伝えている」と
答えます。
あなたはマネージャーから感謝されていますか?
この質問を前述のマネージャー達の部下達にすると
「感謝されていると感じたことはない」と答える従業員が圧倒的に多いというデータがあります。
これがどういうことか分かりますか?
これはつまり、ほとんどの上司が部下に感謝を伝えている"つもり"なだけなのです。
「ありがとう」「助かった」「感謝してる」
そのような言葉を伝えることはもちろん大切なのですが、もっと大切なのは「感謝が届いていて、受け取ってもらえているか」です。
1つ前の項の報われる話も関係してきますが、部下自身が
「自分は評価されている。頼られている」と感じることができるくらいに
「君のおかげで私の仕事はこんなに助かっている」と分かってもらうことを意識してみてください。
あなたの部下はあなたの仕事を手伝うために存在してますが
「あなたの仕事を手伝った評価をしっかり示してほしい」と思ってます。
・やりがいや意義を感じているか
あなたの部下は「その仕事のやりがいや、意義」を感じてますか?
理解できていますか?
ここで1つ聞きます。
ベッドが一つあり、照明も1つだけある部屋。他には何もありません。窓もなく、テレビも、ラジオも、本も、スマホもない。
食事、トイレ、シャワーなど生きていくのに必要な環境のみが与えられる。
この部屋で毎日10時〜18時過ごせば月収1億円。
しかし、差し入れもなし、娯楽もなし、65歳まで毎日続けなければならない。途中でやめることはできない。
この条件をあなたはお金が良いという理由で飲みますか?
これを美味しい話だ、やろうと思える方はほとんど存在しないと思います。
毎日意味もなく定年まで生きることを月1億円で強制的に確定させられるようなものです。
つまり人間は「やりがいと報酬のバランス」が必要なのです。
人の命を救うという最高のやりがいを持つ医者でも月収15万では目指す人は多くないでしょう。
これを読んでて、やりがいなんてなくてもいいからお金が欲しいって言う人も居るかと思いますが、それはやりがいや意義を仕事に求めてないだけで稼いだお金を自分のやりたいことに注ぎ込むはずです。
それはやりがいや打ち込めるものがないと人間は「充実」を感じづらい生き物だからです。
このやりがいや、意味、意義を部下に与えられてますか?
この仕事を頑張ることでこんな人が助かる、こんな人に役に立つ。だからこの仕事は世界に必要とされてるし、価値がある。
ここまで大げさに言う必要はないのかもしれませんが、部下の興味関心が報酬だけでなく、仕事の中身になるだけで、あなたの部下は自ら勝手にどんどん成長してくれるようになるのです。
いかがでしたか?
今回、部下の気持ちがいい環境を作ってあげる話をしましたが
結局のところリーダーシップの大切なところは偉そうにしていればいいわけではなく、部下をサポートすること。ということです。
部下に信頼される人とその部下、部下からうざいと思われてる人とその部下。
どちらのチームが仕事できそうですか?
どちらのチームになりたいですか?
結果は一目瞭然ですよね。
この記事があなたの役に立てば幸いです。
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