【コラム：地球に生まれ、地球に還る】

一昨日の夕方、初めてインドの火葬に行ってきました。

1週間ほど前から入院していた、義理の伯父さんが2日前に息を引き取ったからです。

ここ数日、家族みんながバタバタしていたひとつの理由でもありました。

インドに来たばかりの頃、
服装や習慣をインドにあわせるのにだいぶ苦労していた時期がありましたが、
伯父さんは不貞腐れ気味のわたしをそっと陽気に気にかけてくれた、数少ないひとりでした。

わたしの実の両親は英語を話せないので
ヒンドゥー教の挙式の儀式で、わたしの実父の代わりをしてくれた人でもあります。

伯父さんには、もう会えない。
それを思うと、まだ涙が溢れてきますが
それと共に、清々しい気持ちでもあります。

それは、身近な人が目の前で、まさに
地球に還っていくのを、見たから。

人は
母親のお腹から生まれ、
地球に還る。
その当たり前さを見させてくれたから。

ヒンドゥー教は、日本と同じ火葬ですが
日本と大きく違うことは、
まだ伝統的な火葬（目の前で木々と共に遺体を燃やす方法）を選べること。

その風景は、
キャンプファイヤーそのものでした。

不謹慎ですが
目の前で燃え上がる炎を見て
美しささえ、感じていました。

伯父さんはとにかく
ジョークを混ぜて優しく話してくれる人でした。

人生で数回しか会ってないので、
本当の彼の人生が
どうだったかは分からないけれど

わたしたちは、どっちみち
地球に還ることになっている。

それなら、伯父さんみたいに面白おかしく、
ちゃんと人との関わりや
目の前の出来事を楽しんで
そして、美しく燃えながら還りたいと
思った夜でした。

昨日は、日本にあたるお別れの会を終え、
今日は少し落ち着いてこのコラムを書く時間ができました。

こんな10日間ぐらい続いた、人生初の
異国の地でのお見舞い、火葬、お別れ会のバタバタの日々。

悲しいながらに
身体はまぁまぁ元気な自分に
我ながら驚いています。（笑）

以前のわたしだったら、冗談抜きで
3日間は寝込んでたと思います。

こんな信じられない
身体の変化のきっかけをくれた骨格メソッドに改めて感謝の想いが溢れたこの数日。

12/26(火)20:00からのオンラインクラスは
そんな、骨格メソッドに出逢うきっかけになったら嬉しいと思います。

骨格メソッドを通しての体験は
本当に十人十色で、人によって違うので

骨格構造の変化で、何が変わるのか
自分だけの体験をしにいらしてください。

https://mosh.jp/services/152929