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8月8日の愛も夢も過去も未来も

2021.8.8
まさかこの時は新木場コーストがなくなるなんて、まなみのりさが解散するなんて露にも思わず、人生初の1日で2ライブハシゴという経験をを楽しんだ。
まみりってやっぱりすごい!という興奮でゾクゾクしながら神田スクエアホールを後にする。

2022.4.1
仕事後、久々に会社の元先輩と会って飲む。
久々に酔っ払ったな〜と思いながら帰りの電車でTwitterを開くと、まなみのりさからの「大切なお知らせ」。
体内からビールもワインもハイボールも、全部一瞬で抜け出ていった。酔いも覚める思い、とはこのことか。

2022.4.15
仕事を早退して初台へ。
ライブ中で、「君だけに伝えたいことがある」というタイトルが「アイコトバ」の歌詞からとっていることに気付く。
特典会では何を言おうか色々考えつつも、いざ本人達を目の前にすると全てが霧散。かろうじて「また来ます」とだけ言う。
初台Doorsのすぐ横の店でラーメンを食べるも、ライブを思い出して胸が詰まってうっとなる。悲しい時に濃厚白湯ラーメンはよくない。
この日から「アイコトバ」を聞くときの心情がガラリと変わる。

2022.7.17
とても久しぶりにまみり無料定期。
久々の「waveびーと」や「ORION」にテンションが上がる!「Escape」で終わるのは、かっこいいけど少し寂しい。特典会でも今回はちゃんとライブの感想を言えた。
ちなみにこの辺りはあまり時間を潰せる場所がなくていつも整列まで手持ち無沙汰だったのだが、ここに来ておしゃカフェ(しかもおいしい)を見つける。お前、カフェ過疎地域じゃなかったんか…
CLUB CRAWLにもあと何度来れるのだろう。

2022.7.30
ももクロ夏バカライブの外周ステージ。
まみりが一番手とのことで、平日よりもはやおき。ライブハウスの暗い中で見ることが多いけど、明るい太陽の元で歌うまみりもやっぱりかっこいい。
bye byeバイナリを久々に聞いてテンションが上がる。周年ライブでは全曲披露とのことなので、最近のミニライブでは久しく披露されていない曲が聞けて嬉しい。
この日も最後は「Escape」。かっこよく締める姿に、やっぱりまみりは憧れのお姉さんだなあと思う。
外周パークで周ってたりしないかなあとは思うも、灼熱だし自分もバテてしまったので会えず。ちょっぴり残念。
ももクロライブではペンライトの海にほろりと来る。

まなみさんが目線くれてたの、今気付いた…!

2022.8.8
仕事を早退して渋谷へ。
Veats SHIBUYAは初めて行くけど、地下の会場に足を踏み入れる時はいつもどきどきする。
タイトルの「愛も夢も過去も未来も」は「Re:start」の歌詞から取っていることに、ライブ中またもや気付く。まみりの曲はセンテンスが強いので、部分的に抜け出して提示されるとハッとするし、そこからはもうその曲の聞こえ方がガラッと変わるのだ。
全曲披露はShort ver.がありつつも看板に偽り無しのみっちり具合。だんだん頭がボーッとしていく中で聞くまみりの心地よさと、そんな頭をぶん殴って目を覚まさせるようなセトリ。
ライブ自体が終わったのが22時前だったので、泣く泣く特典会は諦める。特典会が22時過ぎ開始って大人なグループだ…。(ばっしょーが20時前に終わるので、特に対比を感じだった。)

全曲披露は、好きな曲や思い入れのある曲と共に、その時の記憶や感情が蘇ってくる。
「片道切符」では、コロナ禍が少し落ち着いて、久々に現場に行ける!と思ったのに結局ライブ配信になってしまった悔しさ。
「オレンジ」は曲調がすっごく好きで聞き込んだ曲。りささんがオカリナ演奏を緊張しながら披露した後、とても楽しそうに伸び伸びと歌い出した姿が印象的だった。
この曲のハモリが特にすんごい好きなんだよなあ。
「黄昏とは」をヒューリックホールで聞いた時、背景に歌詞が出てくる演出が素敵で、一気にそこで大好きになった。
「宿題」を初めて聞いた時は、もう東京にもずいぶん慣れた頃だったけれど、上京したてで不安と楽しみがごちゃ混ぜになった気持ちを抱いていたあの頃の自分を励ましてくれるような気がする。
「風蝉の灯」はいつも、高校の頃に大好きで憧れていた友人を思い出す。別棟でこっそりゲームをしたり(そして数年後、私はときメモ沼に落ちる)、保健室で授業をサボって一緒にフィギュアスケートを見たり(担任の先生に怒られた)。
すっかり疎遠になってしまって、好きという気持ちだけでは関係性を保ち続けるのは難しいんだなあと知った。
そしてマイクなしのアカペラ、良すぎた。
「できるなら…」は転職するか悩んでた時期に背中を押してもらった。こんなにタイミングよく、自分の気持ちとマッチする曲が出ることがあるのか!と驚いた。
そして「ウソ」は忘れもしない、私がまみりを知って好きになった、自分にとって始まりの曲。
ももクロ冬ライブの外周で見た、赤いビロードのような衣装に身を包んだまみりが華麗に踊る姿がいつも重なって見えてくる。

いちばん最後に披露された新曲「栞」は、いわゆる卒業ソングなのだろうか。
今のタイミングで、まみりの3人が作詞するとこんな直裁的な言葉になるのかあ…
フレーズの一つ一つがグサグサ刺さってきた。
うろ覚えだけど、「今からとか思ってももう遅い」や「あの頃はずっと続くと思っていたけど」や…強すぎて頭から飛んでいってしまった…。
解散という事実が馴染んできた頃に、改めてその事実を突きつけられ直した感じだった。
受け止めるのは難しいけど、4月1日に披露するよりは今のタイミングなんだろうなあ、と。
もう一回聞きたいけど、もう一回聞くのが怖い曲である。

2022.8.9
去年の周年ライブ「Elope」を見返してしみじみする。この時も「かかとを鳴らして」で始まり「Escape」で終わってたのねえ。
1月の広島ライブが発表されて、そういえばフラワーフェスティバルも結局行けずじまいだったから、折角だから行きたいなあなどつらつら考える。

あと何回まなみのりさを見れるんだろうなあ。

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