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怪物

<イントロダクション>
『万引き家族』でカンヌ国際映画祭最高賞パルム・ドールに輝いた是枝裕和監督が、「今一番リスペクトしている」と語る脚本家の坂元裕二と初タッグ。坂元は『花束みたいな恋をした』やTVドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」などで圧倒的な人気を博す、新作が待ち望まれる脚本家だ。また音楽は、『ラストエンペラー』や、『レヴェナント:蘇えりし者』など、海外でも第一線で活躍した坂本龍一。映画史上、最も心を躍らせ揺さぶる奇跡のコラボレーションが実現した。

出演は、安藤サクラ、永山瑛太、田中裕子ら変幻自在な演技で観る者を圧倒する実力派と、二人の少年を瑞々しく演じる黒川想矢と柊木陽太。その他、高畑充希、角田晃広、中村獅童など多彩な豪華キャストが集結する。

いったい「怪物」とは何か。登場人物それぞれの視線を通した「怪物」探しの果てに、私たちは何を見るのか。その結末に心揺さぶられる、圧巻のヒューマンドラマ。

映画『怪物』 公式サイト

2023年6月24日@109シネマズ川崎

恥ずかしながら、初めて映画館で是枝作品を見ました。
「怪物だーれだ」というトレーラーのみ拝見して何の情報も入れずにいきました。

一言で言うと・・・
是枝色全開の是枝作品でした。

見終わった後にいろいろ考えてしまう是枝作品
「怪物だーれだ?」

それは、視点次第で誰もが怪物になる可能性があるのだなと。
真実とは、それぞれの立場で描かれそれぞれの表現となり、
受け手次第で色を変える、危ういものです。
世の中怪物ばかりです。
私も誰かにとっては怪物なのかと・・・

この映画の中で、誰か一人怪物を上げろと言わらたら
田中裕子です。
主人公では無いのですが、田中裕子が演じる「校長先生」の演技やオーラが凄まじいです。
田中裕子久しぶりに見た感じもしましたが、やばいです。
演技派とはこの人のことをいうのだなと思いました。
田中裕子を是非見に行っていただきたいくらいです。

見る人それぞれで感想が違う映画もいいですね。

( Y.N )

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