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地球生物の食性は歯で規制されているその理由とは

地球上の生物の食性は、歯で規制されている

コレを知った僕は

正直驚きました。


そう言われてみれば、

肉食性動物とか

皆それを守っているではないですか。


生き残るために進化し続けた

と言われる生物たち。


その姿はまさに

生きるために必要な機能を

手に入れている。


なら、人間もその論理に合わせれば、

身体をより健康にする食生活が

できるのではないかと考えられます。


今日は、それに期待して

話していきたいと思います。


生命は地球から生まれた

僕たちを含めた動物や植物などの生き物は、

地球から生まれました。


だから、当然ですけど、

お隣の金星や火星に行っても、

生きていくことはできないです。


地球から生まれたから、

地球では生きていけます。


地球上の生物は長い年月をかけて、

さまざまな環境に適応するために

進化してます。


生き物の今の姿というのは、

生きていく上で現時点での、

最新仕様であると考えることが

できます。


すべての生き物は生きるために、

何かを取り入れて生きていて、

人間や動物は、

何かを食べて生きています。


食べるものも

生き物によって違いがあって、

植物を主食としている草食性動物や、

草食性動物を主食とする肉食性動物など

がいます。


生き物はすべて地球から生まれて、

地球に生きているものを食べていわけです。


なんだか生き物が

地球の一部に見えて、

地球が地球を食べている

みたいです。(マクロの視点)


動物の食べ物

動物はなにを食べて生きているのでしょうか。


ライオンは肉食性で哺乳類です。

おもに、

シマウマ

イノシシ

ヌー

レイヨウ

などの大型の哺乳類を

捕食しているようです。


これがヌーです。

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レイヨウはこんな感じです。

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どちらもウシ科だそうです。


これらの動物は

主に草を食べています。


草が主食の動物を

ライオンが食べている

ということです。


人間の食べ物

人間は何を食べて生きているのでしょうか。


説明するまでもないですけど、

野菜や果物

牛、豚、鳥、魚

僕たちも肉を食べます。


欧米人は、

肉をたくさん食べるイメージが

ありますが、


決して肉食性動物

というわけではありません。


結構いろいろ食べてますね。


動物の特徴

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門歯:もんし

犬歯:けんし

臼歯:きゅうし

と読みます。


【草食性動物】
例:ウマ、ウシ、シカ、ウサギ、キリン、シマウマ

☆歯のつくり

1.門歯(前歯):かたい草を噛み切るために発達している

2.犬歯(前歯と奥歯の間):発達していない

3.臼歯(奥歯):草や葉などをすりつぶすために発達している

☆腸が長い

草に含まれる細胞には細胞壁があり、

消化に時間がかかるため腸は長い。


【肉食性動物】
例:ライオン、トラ、ネコ

☆歯のつくり

1.門歯(前歯):発達していない

2.犬歯(前歯と奥歯の間):獲物をしとめるために鋭くなっていて発達している

3.臼歯(奥歯):肉を引きちぎるのに適していて発達している

☆腸が短い

肉の細胞には細胞壁がないので、

草に比べて消化しやすいため腸は短い。


【草食性と肉食性の比較】

草食性と肉食性の比較

草食性動物は、

草をすりつぶすために


臼歯(奥歯)が大きく発達していて、

門歯(前歯)もかたい草を噛み切るために

そこそこ発達していますが、


獲物をしとめることは

しませんので、

犬歯は発達していません。


肉食性動物は、

獲物をしとめやすくするために

犬歯が大きく発達していて、

臼歯(奥歯)も肉を

引きちぎりやすくするために

そこそこ発達していますが、


草は食べませんので

門歯(前歯)は発達していません。


人間の特徴

人間は草も肉も食べます。


雑食動物ですので、

草食性動物や肉食性動物とは

全く異なってきます。


☆歯のつくり

1.門歯(前歯):野菜や果物を食べるために必要な形状をしている

2.犬歯(前歯と奥歯の間):小魚や肉類を食べるために必要な形状をしている

3.臼歯(奥歯):穀類を食べるために必要な形状をしている


人間のような雑食動物は、

門歯、犬歯、臼歯が

平均的に発達しています。


なので

野菜

果物

など

人間がいろいろ食べているのも

わかる気がしますね。


人間と動物の比較

人間も動物も

臼歯が発達しています。


この臼歯を比較してみますと、

肉食性動物だけは、

形状が大きく異なります。

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引用:PetSmilenews for ワンちゃん


このように尖った臼歯では、

草や穀類は食べづらい。


逆に、肉は引きちぎりやすく

発達していることもわかりますね。


人間や草食性動物の臼歯は、

草や穀物をすり潰すのに適した

平ぺったい形状になっています。


従いまして、

食性は、

歯で規定されていることがわかります。


野生の動物は、

食物が見つからないなどの、

よほどの環境の悪化がない限り、


痩せたり、

肥満になったりはしません。


ほとんど同じ体格をしています。


人間は、

太った人

痩せた人

持病のある人

極めて健康な人

など

さまざまです。


運動量やストレスなどの要因にも

左右されると思いますが、


何といっても、

毎日、口にしている

食物で生きているわけですから、


人間にとって一番ふさわしい

「食物の質」を摂ることこそが、


病気や肥満などの予防や改善に

つながる最も基本的なことである

と考えられます。


歯の形に合った食生活が超大事

人間の歯は全部で32本。


その内訳は、

臼歯=20本(62.5%)

門歯=8本(25%)

犬歯=4本(12.5%)


臼歯:門歯:犬歯の比率は、

5:2:1になっています。


このことは、

穀物5に対して

野菜・果物を2

魚や肉を1


という割合で食べるのが

人間にとっては最も良い

ということを示しています。


かつての日本は、

この割合の食事が

大半を占めていました。


しかし今は、

洋食化、惣菜、外食産業の普及

によって大きく食生活が

変わってきました。


そして、その結果として

さまざまな健康問題が起きてきている

のです。

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門歯 25% 野菜果物(2)

犬歯 12.5% 肉魚(1)

臼歯 62.5% 穀物(5)


歯によって規定された食性

人間が持つ本来の姿


歯の形に合った食生活を

まずは基本とする。


今回は、このルールで

ごはん食べていくよ


っていうお話でした。


以上、maruでした。

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