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マラソン/トライアスロン

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2016年8月の記事一覧

市民ランナーにお勧めするトレーニング管理手法(有料)

市民ランナーの多くは、いわゆる余暇時間をやり繰りし限られた僅かな時間でトレーニングに励んでいるのではないかと思われます。 (当方も以前、市民トライアスリートとして活動していた時にはサラリーマンとして某ナイキジャパンに勤めていましたので、非常に限られた時間の中でトレーニングに励んでいました。。。) 限られた時間の中でトレーニングすることを余儀なくされている市民ランナーの、特にウィークデイのトレーニングについては、出勤前、あるいは、帰宅後、場合によっては昼休みに「30分間から

¥200

トライアスリートがウエイトトレーニングに取り組むべき理由

多くの先行研究を基に考えれば、ウエイトトレーニングは持久力を直接的に向上させることは出来ませんが(一方で、ウエイトトレーニングが持久力を低下させることはありません。)トライアスリートにとって必要不可欠なトレーニングです。 なぜなら、ウエイトトレーニングを行うことで、筋-腱組織を含む関節組織が強くなり、多量な持久系トレーニングを行うことによって生じる関節や筋等の慢性障害を予防することが可能となるからです。 そして、その結果として(慢性障害を防ぐことで持久系トレーニングを多量

フルマラソン初挑戦に向けて最大酸素摂取量の測定は必要!?

以下のnoteでは、時速10kmでの60分間走から最大酸素摂取量を推定することでフルマラソン完走タイムを予測しました。 古くから多くの先行研究によって最大酸素摂取量とフルマラソン競技パフォーマンスとの間には有意な関係性があることが報告されていますので、最大酸素摂取量を把握することでフルマラソン完走タイムが予測出来ると共に最大酸素摂取量を向上させることで競技成績(タイム)の向上が期待出来るといえます。 従って、最大酸素摂取量をより正確に把握することがフルマラソン競技パフォー

フルマラソン挑戦の準備として・・・

以下のnoteにて、フルマラソン挑戦の準備としてランニングトレーニングを実施する場合には、6分/1kmのペースで60分間走れるようになることを目標にすると良いと述べましたが、その理由は当方の経験則に基づくものであり確固たる科学的根拠はありません。 とはいっても、経験則だけのアドバイスは運動指導のプロフェッショナルとして無責任ですので、当方の経験則を科学的知見に基づき考察し無理やり(笑)理由付けをしてみたいと思います。 まず、6分/1kmのペースでのランニングの運動強度がど

フルマラソンビギナーへのアドバイス

今年こそは、あるいは今冬こそは「フルマラソンに挑戦してやろう!」とお考えの方は、レースの6ヶ月前からを始めた方が良いかもしれません。 その理由に科学的根拠は無きにしもあらずですが、元サブスリーランナーとしての経験と、S&Cプロフェッショナルとしての知識と経験から考えれば、身体の適応と大会前の調整を踏まえ凡そ6ヶ月の準備期間が必要だと考えられるからです。 さて、フルマラソンに挑戦するために何が必要かを考える時、多くの人が最初に思い浮かべるのは「持久力を向上させる」、いい換え