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僕の昔の話

こんばんは!
なんと、フォロワー様が100人を突破!!!
嬉しすぎて今日は飲みました!!
そしてお腹を壊しています!ハーレー先生です!!


いや、ほんと、ありがとうございます。
当初はこんなペースでフォローしていただけるとは夢にも思っていませんでした。

それもこれも、ハーレーの魅力だということができますね。



今日は、閑話休題。僕の昔の話をしたいと思います。


僕は、下町生まれ下町育ちです。
悪そな奴は大体他人ですが、悪そな奴はわんさか周りにいました。


そんな土地柄出身ですから、中学校は結構荒れている、かと思いきやそうでもなく、警察のお世話になる人間もいるにはいますが、それでも他の中学校より少なかったです。


理由は一つです。
絶大なる生徒指導力を持ったK先生という方がいらっしゃったからです。

K先生のすごいエピソードその1
抜群の嗅覚

ある日、僕の兄が廊下を歩いていたそうです。
前から謎の棒を持ったK先生が現れました。

兄は、こんにちは!!!と大きな声で挨拶をすると、K先生が、

「何や、変な匂いがするな…」

と兄に言ったそうです。

余談ですが、戦闘力0の兄はK先生のその一言で意識を失いかけたようです。

しかし、何とか踏みとどまり、返事をしようとしたところ、

K先生が猛然と走り出しました。

後に兄は僕に、「エヴァ初号機の走り方やった。」と伝えてくれましたが、兄も話の途中だと思ったらしく、他意はなく追っていくと、

三階上の階段の踊り場でたむろするヤンキー。散乱する吸殻。激怒するK先生。左手には棒。



これ以上はコンプライアンスに引っかかってしまうので、お伝えすることができません。


K先生のすごいエピソードその2
端から端へ


ある日のこと、K先生が担当する部活動の部員であった僕が、グラウンドにいくと、

なんということでしょう。一人がやんちゃな見た目(髪型系)になっているではありませんか。

「絶対バレへんやろ!大丈夫、大丈夫!」
ニコニコしている彼を、僕は見ることができませんでした。

この後、起こる惨劇を予想していたからです。


グラウンドに、歩いてくるK先生。
集合の形になった瞬間に、彼の顔が青ざめるのを僕は見ました。

脱帽。こんな簡単なルールを、彼は忘れていたのです。

いつまで経っても帽子を脱がない彼に、K先生は優しく、

「お前、何で帽子取らへんねん。取らんかい。取らへん、ちゃうやろ。取られへんねやろ。」

と言いました。

K先生は気づいていたのです。

彼が帽子を取ると、まるでデニス・ロッドマンのような髪型でした。まさに悪童です。

すると、なぜかは分かりませんが、肌と肌がぶつかったような高い音がグラウンドに響き渡りました。

その音は何度も何度もグラウンドに響き渡り、気がつくと彼の姿は消えていました。

僕たちはこっそり後ろを振り向いてみました。

あ、一番遠いフェンスを背もたれにして


これ以上はコンプライアンスに引っかかってしまうのでお伝えすることができません。


K先生のすごいエピソードその3
それでも…

K先生は、誰からも教育委員会や校長にタレコミをされたことがありません。

あんなに生徒を(コンプライアンス)にしていたにも関わらず、一度もです。

それは何故か。
人情という言葉に尽きるでしょう。

K先生には、尊敬せざるを得ないポイントがたくさんありました。

朝一番に学校に来ること。
周辺の道路を毎朝掃除すること。
遅刻しそうな生徒に声掛けをすること。
休み時間に常に廊下にいること。
絶対に僕たちと同じ目線でいてくれること。
お茶目な一面があること。
でも絶対に指導はぶれないこと。
奥さんと子どもを大切にしていること。
それにもかかわらず、一番僕たちと時間を過ごしてくれていること。

子どもは、自然とK先生への敬意を持つようになります。

すると保護者の方でも、「K先生は素晴らしい先生だ。もし何かあったら絶対にうちの子が悪い。」と思うようになります。

さらに、K先生は何かあったら必ず保護者と直接会い、話をします。

自分の思い、子どもへの対応、保護者へのお願い。

するともう、誰も何も言いません。
悪いことを叱ってくれてありがとうとむしろ感謝の念を抱くようになります。

きっと、今では考えられない教育のあり方でした。僕には絶対にできないやり方です。


でも、いざK先生と同じ教員の立場になってみると、「どれほどの覚悟がK先生にあったのだろう」と、また違った尊敬を抱きます。

今となっては間違っていると断罪されるやり方ですが、K先生には、信じられない覚悟があったことは間違いありません。

そして、それを受け止める周りの人情が、僕たちの時代にあったのだろうと思う今日この頃です。


違う形で、こうした人情を持った教育をできれば、きっと世界は変わるのではないかと信じています。

世界を変えるための人間を育てる。
そのために、自分を変える。学校を変える。

そしたら、ハーレーが買える。


そうなったら絶対に楽しい人生ですよね?



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皆さんにコメントしに行ってもいいんですか…?私、ネットでも人見知りなんです…

副業


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