仕事初め
こんばんは!
タイトル通り仕事初めてきました!
ハーレー先生です。
昨日の記事にスキをくださってありがとうございます!
久々に更新が続くと気持ちいいですね。
仕事初めということで、新年早々テスト作りをしておりました。
完成したのです。ふふふ。
テストを作りながら同僚の先生と話をしておりました。
同「正月何してました?」
私「マルクス・ガブリエルの本を読んでました」
同「誰…?」
その後、実存主義の素晴らしさを嬉々として語っていると、かわいそうなものを見る目で見られたような気がします。
スープをもらったのでよしとしましょう。
今日はよく本を読んだ一日でした。
奈須正裕「『資質・能力』と学びのメカニズム」
マルクス・ガブリエル「世界史の針が巻き戻るとき」
溝上慎一「高校生の学びと成長に向けた「大学選び」
の三冊を読破いたしました。
この中でも、奈須先生の本はまさに今の僕にぴったりでした。
というのも、現在教育界は激変の真っ只中なのです。
来年度より、学習指導要領なるものが改訂されます。
教員はこの六文字を見ると、身体中から蕁麻疹を発し、意識が朦朧とするという説もあります。
私はもちろん文科省礼讃主義者なので、そんなことはありません。
かゆ、うま。
さて、学習指導要領とは何か。
簡単にいうと、授業のマニュアルのようなものです。
教員は、このマニュアルに沿って授業を作ることで、独善的な授業にならないよう気をつけているのです。
先生によって、ひたすらに哲学を教える国語の授業がなされた場合、子どもたちに打つ手はありませんからね。
このマニュアルがめっちゃ変わります。
国語は、もはや影も形もなくなります。
国語総合→「現代の国語」「言語文化」
現代文B→「論理国語」「文学国語」
古典B→「古典探究」
ね?
詳しい中身を説明するのはまた今度にして、この指導要領の改訂により、評価の仕組みも変わっていくのです。
そこで出てくるのが、「資質・能力」というキーワードです。
簡単にいうと、これからの社会を生き抜くために必要な力ってことです。
これまでは、会社のために働く忠実な人間が求められてきました。
指示されたことをきちんとこなせる、俗に言う勤勉な生徒を作ることが先生の、ひいては学校の目標でもありました。
だから授業も知識を詰め込むだけでよく、先生が強権を振るい、生徒を押さえつける口実があったのです。
しかし、そんな学校、授業、生徒ではダメなんじゃないかというのが、今回の改訂によって示されたのです。
理由は簡単です。
社会の変化に誰もついていけていないからです。
日々状況が変化していく現代。
求められる人材は、情報を集め、活用し、課題を解決する人間なのです。
だからこそ、その資質・能力をどのように身につけさせるべきなのかを教員は深く考えなけらばなりません。
その一助になる素敵な本が
「『資質・能力』と学びのメカニズム」です。
気になる方は是非お買い求めください。
痒みが止まらないので今日はこの辺で。
お休みなさい!
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