TERF(ターフ)、トランスヘイター呼ばわりは名誉棄損になります

※TERF(ターフ)とは、「トランス排除的ラディカルフェミニスト(trans-exclusionary radical feminist)」の略称です。

勝手にラディフェミ呼ばわりされるなんて迷惑極まりないですね。

さて、表題の件ですが簡潔に申しますと、女性スペースに身体男性が入ることに不安や忌避感を感じる人、反対している人に対してターフだのトランスヘイターだのと差別する向きが一部界隈でで強まっています。
ですがこれは、仮に弁護士がやれば名誉棄損として懲戒相当の処分が下されるような重い罪になりますので、軽はずみに使用している方は注意し、使わないようにして行きましょう。
ソースはこちら。

また、今後「ターフ」や「トランスヘイター」に変わって別の蔑称を考えて付けても同じことになります。
名誉棄損であることは何も変わりません。

都合が悪いからと言って考えの違う相手を差別者扱いするのではなく、同じ人間として思考を重ねたり、対話を試みたりしてみませんか?
元来理解を求める側の筈の人が相手を差別したり蔑んでいたりしたら、話を聞く態度だった人も匙を投げてしまうのも仕方がないでしょう。
本当に理解され、差別をなくそうと思っているのであれば、まず他人を差別者呼ばわりするのはやめ、相手の権利についても考えるべきではないでしょうか?
「自分が自分が」というだけでは、誰も聞きませんよ。
こうした権利を主張する方々は、もう一度冷静になって考えてみるべきではないでしょうか。

女性スペースに男性が入ることについては、私も憂慮しています。
以前北千住駅のトイレを利用した時に清掃員さんが男性だったのですが、例え清掃員であろうとも入ってきた時にはギョッとしたものです。
これが関係ない男性だったとしたら、やっぱりなぜこんなところにと訝しんでしまうでしょう。
普通に生きてきて特にフェミ思想に引っ掛かっていない女性でもこうなのですから、女性スペースに男性が入ってくることを受け入れろ!と言うのは結構、いえ大分、無理筋なのではないかなと思うのですが……。
実際女性のフリをした男性の、女性スペースへの侵入は国内でも何度も事件になっていますし、トイレで児童が男性に襲われる事件も少なくないです。
そういった事件の撲滅がされない限りは、不安が解消されることはまずないのではないでしょうか?
不安を解消する前に理解を求めても順序が逆でしょ、となるのは明白で、無理にコトを進めようとすればするほど溝は深くなるだけでしょう。
そうなれば余計、トランス当事者の方への不名誉なレッテルが増え、生きづらい世の中になってしまいます。
まず、順序立てて考えてみませんか。

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