阪神淡路旅行の雑記(1日目)
神戸に用事があったので出掛けたのであるが、前泊・後泊を無駄にせず、純粋な旅行として、最大限、楽しむことができた。
神戸は、阪神淡路大震災前に一度、その後復興が進んでから一度立ち寄った記憶があるが、3日間の滞在は今回が初めて。
結論から言えば、むちゃくちゃ楽しくて、可能であれば住みたいと思ったくらい。そんな楽しい思いを、あやふやになりつつある私の心細い記憶に埋没させるのはもったいないので、雑記として記録をしておく。
1 ぼっかけ丼、明石焼き
宝塚SAで昼食。そこで食べたのが「ぼっかけ丼」なるもの。そもそも"ぼっかけ"がなんだか分からなかったのだが、食べてみて思い出した。なか卯のカーレーうどんにぼっかけのトッピングがあったなとw
素直な感想として、ぼっかけ部分は美味しい。とろろは不要。九条ネギは香り高くシャキシャキして美味しい。玉子(卵黄)は、とろりとしていい感じ。全体にカレー風味は微妙。
総論として、絶対に美味しいものがてんこ盛りなので、不味くはない(当然)。けれども、多様な味が混在しすぎて、素材の主張が薄れている。それぞれ別に食べたいなと思っちゃった。
次、初めて食べた明石焼き。だしで食べるたこ焼きと表示されていたので、たこ焼き亜流のイメージであったが、これはカテゴリとして別物かな。
食感がゆるく、たこ焼きの外はカリカリ・中はふわふわの概念とは異なる。出汁がたくさんあったので、容器に全部入れたら明石焼きがだし汁に浸かった状態。でも、出汁をたっぷり付けていただくと、これはこれで美味しいね。
2 質実剛健、姫路城に感動
姫路城は、2度目の訪れであるが、今回のようにのんびりと見学をしたことがなかった。前回は、大天守の下りで足が攣り、えらく痛い思いでがある。
感想としては、平成の大修理が終えた世界遺産で国宝、別名白鷺城は、美しく、そして質実剛健、日本が誇るべき歴史遺産であるとあらためて認識した。機会があったら、これ、絶対に観たほうが良い。こんなものを陸続きのアクセス良いところで観れるんだから。
感想を箇条書きでメモっておく。
城郭、大天守、色・形、全てにおいてバランスが取れている。450年前に黄金比があったのか。
巨大建造物なのに、マジに木造。6階建て。名古屋城のようなRCのエレベーター付きなんちゃって天守閣じゃないのよね。
階段が急なので注意。バリアフリーじゃない。
中々、天守閣に近づけないダンジョン風なのが面白い。
多分、見学したのは全体の半分。どんだけ奥が深いのかと。
天気の良い日、春や秋のような気持ちの良い時期の見学がオススメ。夏・冬は厳しいな(やだ)。
昭和・平成の大修理が行われ維持がされているが、こういう大プロジェクトに関わったすべての方をリスペクト。
外国人多い。
時間とお金に余裕があれば、ガイドを付けたほうが絶対に良い。
豪華絢爛ではない、質実剛健で武士の城だと感じる。
戦国時代の歴史を知っていると更に楽しめる。
最低必要時間は駐車場から2時間は必要。この時間が取れないのであればやめた方がいい。行っただけというスタンプラリー的な観光は、もったいない。
場内は、Free Wi-Fiが完備、凄い。
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これ、近所に欲しいな。自宅には不向き。
3 神戸は大都会なのに新鮮食材の宝庫という魅力
姫路城の見学を終えて、神戸三宮に予約した"ホテル モンテ エルマーナ神戸 アマリー"へ向かう。
姫路市内から神戸までの60kmのバイパス、ほぼ一度も停車せず時速80キロくらいで流れている。全体的に運転が荒いが、事故さえなければ、効率が良く渋滞も起こらず快適。車だけではなく全体的に交通体系が整っている。
ホテルから歩いて3分の和食料理のお店で夕食。明石のタコ、穴子など、美味しいものばかり。街の目の前(数キロ先)が豊かな漁場というのは恵まれている。
4 総括
久しぶりに来た神戸であるが、全てにおいて活気があり、コンパクトシティの成功例じゃないかと初日の感想。狭い土地にギュッと圧縮したインフラと居住地が住みやすくしている。
平地が少ないので路地が狭いのと駐車場代金が激高いのが難点か。そもそもここに住むのであれば、交通インフラが整っているので車がいらない生活ができるのかも。
参考になりましたら、スキを戴ければ幸いです。
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