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日本一周(東日本編:15日目)再び太平洋側沿岸部に戻る

1 宮守川橋梁は、銀河鉄道の夜

昨晩、滞在した道の駅からは、遠野市のめがね橋(宮守川橋梁)が見える。ライトアップは、銀河鉄道の夜のイメージ。雨の中、頑張って撮ってみた。

2 コンパクトシティの成功例、オーガル紫波

これまで何度も話題にのり注目がされてきたオガール紫波。実際のところはどんなふうになっているのか、その辺の実態を見たかったので訪れた。国の補助金に頼らない官民連携のコンパクトシティの成功例である。
なるほど、これだけのエリア開発は行政単独ではできない。官民連携というか民主動で行政も加わるイメージか。
駅も含め、エリア全体のコンセプトにブレがなく、一体感がある。周辺には住宅が建ち並ぶ。移住が多いのだろう。盛岡市のベッドタウン的な位置付けか。

3 本州最東端への到達は過酷だった件

本州最東端の魹ヶ崎、大苦労して到達した。ニュースでも話題になる熊出没注意とある看板から片道3.7km、往復8km近く、熊鈴付けて歩く。道自体は歩きやすいが標高差110メートルあり、アップダウンが続く。

訪問証明書もゲット(発行料100円)、宮古市長の発行だ。ところがさ、本当に行ったのかどうかの確認(スマホの写真見せるとか)が必要ないのよね。えー、普段やらない自撮りを証拠写真用にやったのに。誤魔化しが効くシステムにちょっと残念。

ちなみに、途中、東日本大震災の時の津波到達点の看板があった(写真2枚目)けど、28メートル、えっ、こんな?入江だからであるが、それにしても恐ろしい。

4 ザ・観光地の浄土ヶ浜、案内不足じゃね?

浄土ヶ浜、この世の情景とは思えないような美しいところ。今日は、天気も良く、空の青さと水の透明度、浜の白さが抜群に映えていた。
でもアクセス方法がわかりにくい。どの駐車場からが近いのか、どこまで車で行けるのか、駐車場から浄土ヶ浜まで行く方法など、皆目わからない。事前調査をかなりやらないと迷う。観光地らしく観光バスは下まで行けるようだ、優遇されている。

5 東日本大震災の規模の大きさを改めて実感している

福島県浜通りから今日の宮古まで、もうどこも巨大な防潮堤が建設されていて、そんな景色が延々と続く。道路も鉄道も道の駅も新しく造られていて、道路などは通行量がもう皆無に近いのにセンターラインは必ずある。道の駅もどこも立派だ。これこそ道の駅という仕立てで、使いやすい。

今回の旅では、震災関係はあらためて見学も意識もしないつもりであったが、否応なく目に入ってくる。昨年の夏の旅では、多くの震災遺構、伝承館を見学した。今回は、旅の目的が違うので、あえて、見ないようにしている。

今日の夜の滞在予定である岩手県宮古市の「道の駅たろう」の裏には、4階まで浸水したたろうホテルが震災遺構として残されている。ちょっと見てみた。やっぱりこれはキツい。その目の前にある防潮堤も凄い。新たなスーパー堤防、巨大すぎる。

6 総括

走行距離 208.5km(今日もたくさん走行したな。宮古盛岡連絡道路が無料区間が多く、走行距離を稼ぐことができた。)

<経費>
朝食(カレーパン、コーヒー)397円
朝食(おにぎり、紫波マルシェにて)313円
ガソリン(18.95L)3051円
夕食(コンビニ弁当、惣菜)436円

総額 4197円(昼食は、タイミングを逃して食べなかった)

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