スキー場解説#コバワールド

本日は、北海道札幌市にあったコバワールドスキー場について、ご紹介いたします。

<スキー場情報>
住所:北海道札幌市
現状:廃止
リフト数:3本
<個人的スキー場評価>
規模(スキー場の規模):★☆☆
利便性(中心市街地からのアクセスのしやすさ):★★☆
施設(施設の充実さ):★★☆

(歴史)
コバワールドスキー場は、1970年代にコバランドスキー場としてオープンしました。当時は、リフトが2機?であり、滑走式のシュレップリフト*が架かっていました。このシュレップリフトは、支柱や乗降場があり、本格的なもので、当時でもきわめて珍しく日本で索道の中でも数パーセントしかありませんでした。

*シュレップリフトとは、スキーやボードをつけた状態でロープなどにつかまり、斜面をあがるリフトです。椅子付きのリフトの椅子がないものをイメージしてください。シュレップリフトには、(A)支柱、乗降場が固定されているものと(B)乗降場が仮で季節や積雪状態によって変えられるものの2タイプがあります。

そして、1990シーズンにリニューアルし、リフト3本体制となった。
リフトは、右からライラック、カッコウ、スズランがあり、それぞれ2人乗りであった(メーカーや詳細は索道図鑑で後日登行予定)。カッコウの前にスキーセンターがあるスキー場であった。
閉鎖前は、スズランは休止が続いていたものの、閉鎖の直前シーズン(2~3年前の可能性もあり)に再開した。

(立地)
札幌の市街地から近く、市内の小学生のスクール用に使われていた。
近隣には、盤渓スキー場があり、経営が一時期同じ時期もあった。
盤渓スキー場は円山公園駅からバスが出ているが、コバワールドにはバスがなく、自家用車のみのアクセスであった。

(思い出)
カッコウの前のレストランでは、唐揚げが販売されており、1羽そのまま使ったもので大きなもので驚いた。スキー場は非常にすいており、プライベートゲレンデ感があった。利用客の大半はスキースクールの小学生であり、当時は玉越スキースクール(現在は、藻岩山スキー場に拠点を移動)の生徒が多かった。

コバワールドスキー場

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