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アフターコロナ時代の川越をゆるく歩く。

あいるさん、川越宿泊を思い立つ。


 新型コロナウイルスの猛威が少しだけ落ち着いたように見えた2020年10月。世間では『Go To トラベルキャンペーン』が始まったばかりの頃、わたしはこれを利用してまた遠征に行きたいと考えていた。応援しているバレーボールチームが大阪を本拠地としているため、遠征先というといちばんに大阪が出てきてしまう。やはり行先は大阪かな~とも考えたが、今まで県境さえ越えずに3密を避けて過ごしてきた関東在住のわたしに、急に大阪まで飛び出す勇気はなかった。
 そんなときに、ふと思い出したのは、ずっと応援しているプロ野球チーム、埼玉西武ライオンズのこと。そういえば、川越プリンスホテルの1室をライオンズ仕様に改装した、ライオンズコラボルームがあることを聞いたわたしは、「ここに泊まってみたい!!!」と思ってしまった。
 気がついたら、10月に西武ドーム(現・ベルーナドーム)で開催されるライオンズ戦のチケットを取り、川越プリンスホテルのライオンズルームの予約も取ってしまっていた。Go To トラベルキャンペーンが適用されれば宿泊料金も割引になるし、試合はナイターだから、昼間は本川越の周辺をぶらぶら歩けるだろうし、クーポン券はその時に川越のお店のどこかで使えるだろうし、くらいの気持ちだった。思い返せば、今まで川越の蔵造りの街並みのあたりをちゃんと歩いたことがなかった。埼玉県民なのに、今まで校外学習や遠足などで埼玉県内随一の観光名所に行ったことがないのはどうなのか、そんな状態で県外の人に埼玉の魅力を語ることができるのか!?という気持ちもあった。
 そんなこんなで、2020年10月某日に川越プリンスホテルにチェックイン。西武ドームで野球を見た後に1泊し、チェックアウト後に球場に行く時間まで数時間あったため、本川越駅周辺の観光名所をゆる~く歩くことにした。

ライオンズコラボルームの窓にはこんな迫力ある装飾が!
ライオンズコラボルームのお部屋ではレオくんがお出迎え( ^ω^ )

小江戸川越の街並みを楽しむ。


 まずは、本川越駅からぶらりと散歩してみることにした。本川越駅には駅ビルの本川越PePeがあるので、そこでも暇をつぶすことができるのがありがたい。駅から北の方向へ少し歩いていくと、小江戸川越の蔵造りの街並みが見えてくる。駅の近くはそこそこ高いビルも建っているけれども、この通りの建物は昔ながらの建物が並んでいる。なんか、ここだけタイムスリップしたような気分である。

なんだかレトロよね~
川越のシンボルのひとつ、時の鐘も見えてくるよ。
時の鐘を近くで見たら、とてもエモかった。

 菓子屋横丁の辺りも散策してきた。なんかよくわからないけど、ピンクのパンダに出迎えられた。

ピンクのパンダのオブジェ

 喜多院にも行ってみた。時間の関係で、今回は拝観せずに外をぐるりと歩いただけなのだが。

由緒ある寺院です。
なんか日常と非日常の境界のような感じがした。

川越グルメを堪能したぞ!


 ここでお腹がすいてきたので、一番街の中にある「くらづくり茶屋」でお昼ご飯を食べることに。くらづくり茶屋の看板メニューともいえる、「せいろ蔵めし」を注文した。店内は落ち着いた雰囲気のなかで、ゆっくりひと休みすることができた。あと、Go To トラベルキャンペーンのクーポン券はここで飲食代とお土産代に使った。
 ちなみにくらづくり茶屋は川越発の和菓子メーカーである「くらづくり本舗」が運営しているお店なのだが、くらづくり本舗のお菓子は川越みやげとして個人的にはとてもおススメしている。特に、最中の「福蔵」と、スイートポテトの「べにあかくん」はわたしの家族も大好きな一品なので、ぜひとも味わってほしい。

せいろを開けると…
こんな感じ!

楽しかったぞ!


 そんなこんなで腹ごしらえをした後は、本川越駅まで戻って野球を見に行くために所沢を目指すことにした。半日歩きっぱなしだったので疲れたけど、久しぶりに観光を楽しむことができてとても楽しかった。
 ここで紹介した観光名所やグルメはほんの一部なので、最後までお読みいただいたあなたもぜひ川越まで足を運んで、イチオシの場所や食べ物を見つけてほしい。

さらば本川越。また来るかもしれない。

☆この日の野球観戦記はこちら。(スポーツ観戦記ははてなブログ様で執筆中。)


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