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時代の荒波を受けながらも富を築き上げた女性の生涯 『ココ・アヴァン・シャネル』 映画記録#1

もう秋になり一年も本当にあっという間ですね。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。

読書感想を書き始めたここ最近。

映画についても書こうかなと思い、
映画記録を始めてみました☺︎
まだまだ映画についてひよっこなのですが、温かく見守って頂けると嬉しいです。

この映画を見るのは実は2回目でした。

これに出てくる女優さんは、
フランス映画『アメリ』でも主演を務めた方です。

私はフランス映画を『アメリ』と『最高の2人』しか知らなかったので、凄く感動しました。

完全に役にハマっていて、一目見ただけだと
同一人物と信じられないと思います。

〜あらすじ〜

ココシャネルは皆さんもお気づきの通り、
シャネルというラグジュアリーブランドを
わずか一世代で築き上げた女性。

彼女は幼い時に両親が離婚し、
姉と共に孤児院で生まれ育ちました。

作品には詳細に書かれていませんでしたが
15歳の時に孤児院を出て
昼はお針子の仕事をし、夜は歌手の仕事をして
生計を立てていました。

そんな中、そこで出会ったエティエンヌ・バルサンという資産家に見初められ、彼を頼りにパリへと旅立ちます。

その後、資産家のもとで
生活に不自由のない生活を送っていましたが、

彼は頻繁に、シャネルの時代はずれなシンプルな服装を着ている場面を見るたびに文句を言いました。

自立心が強い彼女は、
男に囲われ、周りから冷たい視線を浴びながら暮らす毎日に嫌気を感じていきました。

そんな中、あるハンサムな英国出身のアーサー・カペルという御曹司との出会いがシャネルの人生を変えます。

彼はシャネルのファッション観・人生観を含めありのままの彼女を受け入れ、
シャネルも彼に夢中になっていきました。

当時社会的に働く女性に対して良い印象を抱かれていませんでしたが、帽子屋を営みたいと思っていた彼女のことを支援しました。

シャネルが結婚を考え始めた矢先、
彼が英国の女性と婚約をしていることを知ります。

同時に一緒に暮らしていた資産家からも求婚されましたが、彼女はパリで帽子屋を立ち上げるという夢を叶える道を選び、資産家の元を去ります。

彼女の帽子屋はやがて繁盛し、洋服へとフィールドを広げ、シャネルというブランドへ成長していきました。

カペルとの仲は、彼が結婚した後も続いていました。

2人で夏の間コテージを借りて暮らそうと約束を交わした帰り道、交通事故に遭ってそのまま亡くなってしまいます。

シャネルはその後様々な大御所との恋愛を繰り返しますが、結局彼女が結婚することはありませんでした。

彼の死後、再び彼女は仕事に精を出し、シャネルは世界的に名を馳せる有名ブランドになりました。

〜感想〜

憧れの女性。ガブリエル・シャネル。

この映画を通して感じたのは彼女の芯の強さと度胸でした。

彼女はお金がなかった頃から、
歌手になりたいと思い歌っていて、
決してお金のためだけではない。

服装も、時代的に真反対の
自分の着たいものを着る。

追い返されるかもしれないのに
パリに住む男のところへ行く度胸。

いつも彼女は自分の目的を果たすために、
周りの目を気にせず動いていました。

別に男の人に媚びてもいないのに常に男性の影が絶えないのは、『自分』の人生を生きる余裕からでしょうか。

シャネルはどこか捕まえても捕まえきれない蝶のような存在に見えました。

映画での彼女は、あまり言葉を発する方ではないのですが動く時は大胆に動く。

ADHDで喋りすぎる私とは真反対で、
そのミステリアスさに惹かれました。

実は、フランス文学科を志望した理由はシャネルに憧れていたからという理由もあるんです。笑

大学時代で、シャネルがどう生き、その時々何を感じていたのか…シャネルという1人の女性の生涯についてもっともっと深掘りたいです。

日本人としての気配りや思いやりに加え、
フランス人らしい芯の強さを持つ女性になりたいなと思います。

今日も読んで頂きありがとうございました。


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