失恋から始まった1人女旅で見つかったものとは…? 『食べて、祈って、恋をして』
皆さんお久しぶりです!
お元気でしょうか?
私は大学の後期が始まり、また忙しい日常がやってきました。笑
今回ご紹介するのは、ジュリア・ロバーツ主演の『食べて、祈って、恋をして』。
(まだまだ未熟なので解釈が間違っているところもあるかもしれませんが、温かい目で読んで頂けると幸いです)
【あらすじ】
ニューヨークで記者として働くリズは、
結婚していたが、気まぐれな夫に対して将来への不安を感じていた。
ちょうどその頃、彼女は仕事の転勤の指示を受け、夫に相談する。しかし、それぞれの将来像が食い違ったことを境に、関係性が悪くなるもリズは離婚へと踏み切る決断を下した。
その後すぐに、自分が執筆した台本の劇を演じた歳下俳優と恋仲になる。
彼はインドの宗教を信仰しており、彼を通じてリズは瞑想を始める。
しかし、その恋も長くは続かず2人の関係はすぐに終わりを告げた。
日常におきる様々な破綻に嫌気が差したリズは、長らくイタリア、インド、バリを回る旅に出ようと思い立つ。
そこでリズが見つけたものとは…?
【感想】
食べて、祈って、恋をして、と題名にある通りまさにこの順番で旅のストーリーが進んでいきました。
旅がメインのお話ばかりに、やっぱり海外に行くのはいいなと思いました。
一年の時から私はこうして就活イベントに出たり、資格勉強を始めたり、読書に励んだりし始めたわけですが、心から享楽することに対してどこかでストッパーをかけていたことに気付かされました。
何となく、自分は日本社会だと自由すぎるのではないか?居場所を頻繁に変えてきた自分は一貫性がなく幼稚に見えるのではないか?
などの考えに埋もれ、
自分の個性を潰そうとしていたかもしれません。
(これは実際に、
自分の忍耐力の無さもあったと思います。
しかし、その反省から、
自由への渇望に蓋をしなければならないという自分への縛りは徐々に強くなっていった気がします)
自分を見つける旅、と言うと、『バカバカしい』『自分なんて見つけるものじゃない』という意見を見かけます。
しかし、この映画を見て、
人は忙しない日常に忙殺されて自分を見失ってしまうことや、
こうして自分探しの旅が必要になるタイミングは誰にでもあり得ると思いました。
確かに、いくつかの自分探し旅においては、
ただ外国の地に自分の足跡を残しただけで、
何の学びも得られない自己満足だけのものもあると思います。
今回の映画の旅と自己満足な自分探し旅の違いは、『その地に溶け込む努力をどのくらいしたか』だと思います。
リズは、たとえばイタリアならイタリア語を学ぶ、イタリア人と関わり食文化に触れる、
インドでヨガと一定期間瞑想の修行をする、
バリでクチュと会うなどの目標を常に持って動いていました。
成長は、何らかの苦しみを通過した後にうまれるものです。
実際、リズもインドにいた際に瞑想に集中出来ず何度も帰りたいと思っていました。
ですが、結局リズを一番成長させたのは、
最も苦しみが大きかったこのインドでの修行だったのではないかと私は思います。
インフラが整備されているのが当たり前の環境で過ごしてきた人にとって、
そうした設備が未発達の地で長期間過ごすことは、容易いことではありません。
しかし、それでも粘り強く何かを続けたり、地域の人と時にぶつかり合いながらも関わっていくことによって、人として成長し、新たな自分に出会えるのではないでしょうか?
旅ではなく何に関しても、苦しさや葛藤を乗り越えて人は成長する。
今の私にとって、それを強く感じさせられた映画となりました。
私も以前から瞑想に興味があったので、
いつかインドに修行に行ってみたいです笑
読んで頂きありがとうございました💝
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?