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「もし私が神様だったら」 11月21日「イノベーションABD読書会 福島」報告 #進化思考 第18回

今回で18回目の
11月21日読書会の報告です。

17回目で
424ページ/全512ページ まで読み進めました。


今回は425ページから443ページまで読みました。



1 参加者


今回は5名の参加。
女性1人、男性4人、
県内2人、県外3人
20代1人、30代1人、40代3人でした。


2 読んだところと内容




第三章「適応」
適応の観点4「予測」
予測Ⅱ バックキャストー目標から逆算する

・VISION 視覚で未来を思考する → 可視化は思考の現実化を加速させる。視覚的な思考力こそデザインの重要な一翼。
・夢への道のりを精緻化する技術 → 未来を精緻に想像すれば夢は目標に変換できる
・神話は姿を変えて現実となる → 誤りを恐れずにあなた自身の進みたい未来の物語を語ってみよう。
・希望 それは未来への希望となるか → 予測よりも少しマシな未来を引き寄せるのは、未来への道筋に希望を発見する想像力なのだ
・適応進化―創造を磨く本質的な自然選択 → 時空観学習の四つの手法によってシンプルに扱えるようになる 
 私たちがより創造的であるためには…未来や生態系のために創造しようとする、問いの本質の更新が鍵
☆自然選択のチェックリスト 活用しよう
 ・解剖[内部]…張力、最適化、生産性
 ・系統[過去]…遺伝子プール、遺志
 ・生態[外部]…性競争、資源、天敵、赤の女王仮説、生態系の変化、
         寄生、共生、ニッチ、群れ、越境、ハブ
 ・予測[未来]…回避、希望
・適応のまとめー自然発生する意図 → 「関係性」が、適応に即したデザインの補助線をあぶり出す。
・適応は愛を目指す 時空間学習で探求した見えない繋がりがそのモノの適応を決定し、それが形態や機能に昇華する。


3 話題になった内容

○予測(バックキャスト)について
・神話=未来予測→バックキャスト苦手→神話くらいのことを言っていく→100年後の話を他人に語る→神話のパターン(ヒーローズジャーニー等々)→イメージの具体化→「もし私が神様だったら」=ホモデウス

参考


○上達・可視化について
・早く上手くなりたい。けどできない→「1万時間」で一人前に→効果的学習=土台+コツ→とある焼き鳥屋さんの話=YouTubeで焼き方を学んだため、銀行が融資をやめたが、開店後繁盛!銀行が悔しがる→YouTubeだと可視化されて学びやすい!

○アウトプットについて
・一冊読み終わったら、何かしらアウトプットの会をできたら面白い
  →読書内容をまとめたスライドを活用して発表もできる
 →進化ワークを利用したワークショップも
 →中学生向け進化思考ワーク? (小学生でもわかる・・・)


・オプティムの事例
 スマート農業の企業 米等の農作物を買取り高く売る(高い理由の明示)
 その代わり、田んぼでドローン等の実験する
 米作りも苗づくりせず、田んぼにドローンで直植えする方法を目指す!!
 


・次回は進化ワーク48をやります。

進化ワーク48

バックキャストに慣れていきましょう。


4 私個人的な感想


はじめの10分だけ参加してくださった方、松葉サイダーを読書会で初試飲して下さる方と、大変個性的なメンバーが揃っていることがまたうれしい限りです。それぞれに読書会を活用していることは、主催者の意図を超えていました。

また、内容もめちゃ面白くなってきました。
未来予測的なフォアキャストの反対概念と言える未来創造のバックキャストについて、「神話」を例に出して話が出てくる。

…創造的な人は、間違いを承知で「もし私が神様だったら」と神話の視点で未来の景色を描いてみるものだ。

その通りだ。未来を創るのは、他人まかせではいけない。自分が切り開くものだ。著者自身の100年後の夢もここで紹介されている。自分が未来を作り上げる存在だと思ってもいいんだ。

夢に書いていた「イワナを飼う家に住む」も、今実現したように


上の前回の読書会報告で「絵を描く」と決意したものの、描けなかった。

イメージが全くできなかった。

今までそういう訓練してなかっただけだから、今からでも練習したらいい。
バックキャストの練習を。

そのためには、まずディテールを文章化してみようと思う。

イワナがいる イワナ釣りをする人がいる 楽しんでる

とかね。こんな情景をいくつも創ることが練習になりそう。

そして、次回は進化ワーク48に取り組むので、その準備になりそう。

進化ワーク48


また、全く違う話になりそうだけど…
「もし私が神様だったら」という発想は「ホモデウス」を彷彿とさせられたことから、著者・ハラリ氏がNHKに出演した動画を見て考えさせられた。


コロナ関連で、コロナは茶番だとかの「陰謀論」と呼ぶなどの分断も見えている。

でも、人類は分断を別の形で経験してきた。

まさに宗教だ。

そんな背景もあって、日本では宗教をタブー視しがちだ。

ハラリ氏はこう述べている。

私たちはまさに スピリチュアリティでつながるべきなのです。

それぞれの宗教でそれぞれの世界観が描かれているが、その本質のスピリチュアリティではつながれるのではないか?

これが、著者の太刀川氏のいうこのことではないか?

適応は愛を目指す


5 次回は11月28日!


繰り返しになりますが、次回はワークを行います。

進化ワーク48

まずはやってみましょう!


そんなわけで
イノベーションABD読書会 福島 続けてまいります。

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また、内容は一緒ですがnote記事にしているこちらも参考まで



次回は11月28日に行います。

今回もお読み頂きありがとうございました!


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