見出し画像

千金散じ尽すも還復来たらん 〜書初2022〜

今年も書初をしてみた。
ふたばいんふぉ にて

昨年はこんなことを書いた。

今回は左の字を話題にします。


そして
今年は実はその続きの言葉です。

まあ、そのままですかね。

千金散尽還復来
千金散じ尽すも還復来たらん 

超訳すれば、「金なんぞ使い果たしてもまたすぐ入ってくる」


・・・
天生我材必有用
千金散尽還復来
・・・

と続く。

超訳すれば、

天が私を生んだのだから、必ずなすべき用がある。
金なんぞ使い果たしてもまたすぐ入ってくる。

李白はどんな思いだったろうか?

やはり、不安の裏返しとしての反語表現だったのだろう と思う。

本当に自分に才能があるだろうか?
金も尽きそうで自信もない。

にも関わらず、真逆の表現を使って漢詩にしたためた。

さらに

自分には用(使命)があるならば、生かすだけのお金は必ず入ってくる
心配するな! 
もっと思い切ってやり抜こう!

なんて李白は考えたのだろう
と推察する。

言葉尻の奥にある本音に
書初を通して触れた瞬間だった。

こちらも参考まで


正月過ぎても2週間ほどやってます。
是非書いてみて下さい。


ちなみに

横の
Come サ 炭 だ

書きたくなったから書いたのですが、
英語・カタカナ・漢字・ひらがな(日本語)で
韓国語になっているという
世界観を表しました。(後出し)


お読み頂き、ありがとうございました!


ご縁に感謝です。サポート頂いたら、今後の学習投資に使わせて頂きます。