「超訳 ニーチェの言葉」より
自分の哲学を持つな
「哲学を持つ」と一般的に言う場合、ある固まった態度や見解を持つことを意味している。しかしそれは、自分を画一化するようなものだ。
そんな哲学を持つよりも、そのつどの人生が語りかけてくるささやかな声に耳を傾ける方がましだ。そのほうが物事や生活の本質がよく見えてくるからだ。
それこそ、哲学するということにほかならない。
(『人間的な、あまりに人間的な』)
「超訳 ニーチェの言葉」 フリードリッヒ・ニーチェ 白取春彦・編訳 (ディスカヴァー・トゥエンティワン)
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