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YES(是)

熱風焼岩魚 熱風に岩魚を焼く
滂沱汗洗心 滂沱の汗に心洗われる
直進如遡上 直に進む遡上の如き
星辰教我諭 星辰を我に教え諭す

涼風仰見星 涼風に星を仰ぎ見る
不乱瞬続耳 不乱に瞬き続けるのみ
不求其見返 其の見返りを求めず
星辰教我諭 星辰を我に教え諭す

心掻毟苦悩 心掻き毟る苦悩
自己内省秋 自己を内省するとき
観二見迷妄 二見の迷妄を観る
星辰教我諭 星辰を我に教え諭す

常他力生我 常に私を生かす他力
自然莫不叶 自然に叶わざる莫し
闇夜無数光 闇夜を照らす無数の光
星辰語我是 星辰 我に是(YES)と 語る

昨日の漢詩「星辰」

お褒めの言葉を頂き、
その気になって
調子に乗って
また
いんちき漢詩を詠う。

星辰(北極星)という言葉を使った。
今回は生きる道とでも訳すような使い方をした。

第一段
日中のいわなの郷で
岩魚を焼いていると
汗がとめどなく吹き出るが
むしろ清々しい。
岩魚は秋口の遡上では只々前進する。
2mくらいはジャンプしてしまうし、
ぶつかろうが
失敗しようがお構い無しだ。
教わることは多い。

第二段
夜になって星を仰ぎ見る
星は勝手に光っている
誰かのためとも思っていなければ
誰かに評価されることも願わない。
教わることは多い。

第三段
時に苦悩に見舞われる
その悩みも自分自身を振り返る機会にすれば
人のせいにする
自分のせいにする
という二見(こちらが正しいあちらは間違っているという思考)に
とらわれずに生きることができる。
嫌がらなければ、教わることばかりだ。

第四段
自然の中で生きると
常に自分を生かす他力に恵まれていることに気づく。
自然から離れた不自然な生き方もしてきたが
余計に自然のありがたみがわかる。
さも
星々が光を放つ如く
我々を後押ししているように感じる。
YES(これがよい)と自分を肯定してくれているかのようだ。

翻って
自分だけではない。
どんな人に対しても
自然はYESと言っているに違いない。

信じて
心配せず
進もう!
と今日も思う。


ありがとうございました!

ご縁に感謝です。サポート頂いたら、今後の学習投資に使わせて頂きます。