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「悦に入る」 8月8日「イノベーションABD読書会 福島」報告 #進化思考 第6回

今回で6回目の
8月8日読書会の報告です。

1 参加者

今回は5名の参加。
女性1人、男性4人
県内3人、県外2人、
20代1人、30代1人、40代3人でした。


2 読んだところと内容

前回に引き続き、こちらの本


p.228~268まで読み進めました。
以下は、かなりざっくりですが発表内容まとめです。

第三章「適応」
適応の観点1 解剖  内側の構造と意味を知ろう
 2 生理の解剖 
 要素を解剖生理学的に解体し、繋がりへの関係性を1つ1つ顕在化していけば、そのモノをさらに進化させる手がかりがつかめる。
 3 発生の解剖
 モノが生まれる過程を知ることは、創造にとって計り知れない価値
デザインという自然現象を解剖する
  張力・最適化・生産性
適応の観点2 系統  過去の系譜を引き受けよう
 1 分類学 現在の事象を収集する




3 話題になった内容

進化思考

・「進化思考」の本のカバーを取ると上のようになっていて驚いた!
・「犬のテレビ画面ふき」=「融合」発想
 創造のプロセスが面白い。
・「最適化」会社もそうありたいが、危機感がなければ現状維持。
 先にお金が入ってしまうと変わらない。
・「悦に入る」ところまでがセットになった趣味がコレクション。
  オタクの重要性
・「制約からデザインが決まる」ABD読書会も時間の制約があるから必死に整理してまとめようとする。一方で余裕があると見えるものもある。
・読み方・まとめ方 改善して、レベルアップしたい。
・「悦に入る」時間をもっと取りたい。


4 私個人的な感想

 今回の範囲となった第三章は、第二章と文章の構造が異なり、苦戦した。適応と変異では真逆の発想とも言えるので、こういうこともあり得ることをまとめる作業を通して感じたところでした。

 私としては、このことだけでいいのかもしれません。

・「悦に入る」時間をもっと取りたい。

炭焼きに興味関心を持ちつつ、コレクションも少ないながらあったものの、「悦に入る」時間がなかったことに気づかされました。

補足すれば、「悦に入る」とは、集めたコレクションを見ながらふむふむとすること、一人コレクションを誇らしく思う感覚といったらいいでしょうか。

もっとシンプルに、「悦に入る」時間があれば、モノそれ自体に愛情を注げるかもしれないと感じました。なんだか時間に急き立てられているのかもしれません。じっくり構えたいものです。

これも、ある参加者さんからの投げかけによって気づいたことでした。読書会って読書会ってほんと面白いですね。自分一人の気づきは限られますが、別の人の一言で、全く違う視点も見られるわけですから。

繰り返しですが、こちらの写真

進化思考

カバーを外せばすぐわかることですが、私は読書会を行なっていなければ、永遠に知らないことだったかもしれません。

気づきはつまるところ、個人的な体験になります。なぜなら、その人の問題意識(問いを立てる)が、どこにあるかによって全く違うものになります。同じことをしているように見えて、何を意識しているかは人それぞれの時代です。
読書会での人と人との相互作用の中で、気づくことも多くあるし、何に問題意識を持っているかも問われるかもしれません。

なんて、読書会については「悦に入る」思いです。


5 次回は8月15日です。

そんなわけで
イノベーションABD読書会 福島 続けてまいります。

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また、内容は一緒ですがnote記事にしているこちらも参考まで



今回もありがとうございました!



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