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アフターコロナに理想を見出したい 「つながり過ぎた世界の先に」マルクスガブリエル・著

東京五輪前のこちらの動画をたまたま見て、釘付けに


早速読んでみたくなったのがこちら

すぐにでも読みたいと思い、kindle版で購入して読み進める。

面白い!


今回なるべく簡単にまとめてみました。


1 コロナの意味

コロナウィルスの話はとても悲観的に語られがちだが、氏は全く異なる考えだ。曰く、
人類に対する警告だ
という。
今までの搾取資本主義が、倫理資本主義になる。(正確にはしていこうという提案)




2 倫理資本主義

経済と倫理は相反すると考えがちだが、決してそうではないという。
倫理に根ざした資本主義がこれから出てくれば、必ず今よりずっと良くなるという。
だから、倫理課を置く企業も出てくるだろうと述べ、実際に著者自身が企業の倫理アドバイザーを務めているという。


3 倫理資本主義って日本のことじゃね?

まず思い出したのは、
岸田首相のいう新しい資本主義
さらには
渋沢栄一の論語と算盤

日本流の資本主義だというほど定着はしていないものの、渋沢栄一のような商売道は古くは江戸時代から石門心学といったものもある。

岸田首相の言葉を、
 新自由主義経済 → 搾取資本主義
 新しい資本主義 → 倫理資本主義
に変えれば、同じことを言っているのかもしれない。

また、経済と倫理が相反するものではないというのは、まさに論語と算盤だ。

日本が一つ大事な極になりうる!

それは日本が特別なことをやるのでなく、本来の日本の経済を実現すればいい!

くらいの捉え方はできないか?

4 理想を見出したい


私はコロナの状況に悶々とし過ぎてしまった。
自分の中から理想を見出せなくなっていた。
だから、余計に今回の本に理想を見出せた思いがする。

ともあれ、自ら望む理想も大きく掲げたい。

本来、自分の内側にあるのだから。


ありがとうございました!

ご縁に感謝です。サポート頂いたら、今後の学習投資に使わせて頂きます。