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詩:星屑の金平糖 作詞:ことねぇ

    満点の星空に散りばめられた金平糖を



   私は1人で回収し


    ひとつひとつ冷たい湖へ零れ落とす



  ひとつひとつの星屑の金平糖に願いを込めて


記憶の欠片を金平糖に練り込めて



    またいつか

 
    湖から空へ舞い上がり夜空の光となって



空で輝き終わると

     降ってきて



   金平糖は私に回収される


   大好きだよ


   逢いたい


     もう逢えない君へ



   空には戻れない


       眠りについた後に


また蘇って空に登るその時まで



     冷たい湖の底で


   眠る使者たちの


     届かない願いと想いが

 いつの日か


    空に届きますように


    大好きな貴方の願いが叶いますように

大好きな貴方の傍に1秒でも


    長く入れますように


    私だけここで永遠の時と


   繰り返す歴史を映画のように見ている


時の番人のように


       大好きなひとと同じ時をすごせぬままに




ここに
    居続ける

   誰かに気づいて貰えるまで



   いつか私も

     星屑の金平糖に


   してもらえるといいな






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