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名古屋大学農学部の紹介

こんにちは!秋風が心地いい季節になってきましたね。
今日は名古屋大学の農学部について紹介していきたいと思います。

農学部はどんな学部?

まず農学部はどんな学部なのか紹介したいと思います。やはり農学部と聞くと、「野菜や米を育てている」みたいな農業をしているイメージがありませんか?実際にそういった授業もありますが、実はもっと理科全般について幅広く学べる学部です。

農学部は理科、つまり生物・化学・物理について詳しく学び、それを私達の生活に利用する方法を探す学部です。もっと具体的に説明していくと、農学部では「遺伝子、タンパク質、ビタミン、微生物、酵素、バイオマス、土壌、生物多様性」など(まだまだ沢山あります)のトピックを学んでいきます。そして例えば遺伝子について学んでいく中で、病気の原因となっている遺伝子の欠損を見つけて、難病の予防や治療に貢献できる場合があります。このように理科をただの学問ではなく、夢を叶える道具として活用できるような能力が身につくことが農学部で学ぶことの魅力だと思います。

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農学部は3学科からできている

名古屋大学の農学部は3つの学科に分かれています。
生物環境科学科、資源生物科学科、応用生命科学科がその3学科です。
大まかに各学科の研究内容を説明すると
生物環境科学科では環境保全やバイオマスについての研究
資源生物科学科では品種改良や微生物・ウィルスについて研究
応用生命科学科では遺伝子やタンパク質についての研究を行っているそうです。
もっと詳しく知りたいと思ったら各学科名のリンクから名古屋大学のHPをのぞいてみてくださいね!

名古屋大学の農学部では1年生の冬に転学科(別の学科への移動)することも、入試時の得点によっては可能なので、現時点で最も興味があると感じた学部を第一志望にするのがお勧めです。

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農学部は物理選択でも生物選択でも大丈夫

農学部を受験する際には二次試験で、化学・物理・生物のうち2科目を選択します。多くの人が化学・物理、あるいは化学・生物の組み合わせで受験します。この時物理と生物どちらを選択するか迷っている方がいたりしませんか?私自身は農学部に生物のイメージがあり、物理選択だと入学後に苦労するかもという不安がありました。

しかし実際にはどちらの科目を選択しても、入学後の勉強には影響ありません。1年生時に物理学基礎、生物学基礎という授業があり、受験に使わなかった科目もそこでみんな勉強することになります。つまり結果的に物理も生物も勉強することになるので、受験では現時点で自分が得意な科目を選択することがお勧めです。

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農学部では環境や食、健康に関する課題を解決する能力を身に付けて、人々の生活の向上に貢献していくことができます。身近な健康や食事に関する興味を入り口に、世界的な環境・食糧・健康問題に携わることができるので大きなやりがいを感じることもできます。農学部はのんびりした人も多いですが、そういった大きな目標を持つ人も多いので、刺激を受けながら勉強に励める活力に溢れた場所だと思います。興味を持った方は是非農学部について調べてみてください。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
次の投稿もお楽しみに!

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