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【行方不明展】いるはずなのに、いない。ないはずなのに、もしかしたらあるかも

こんにちは。HANAです。
現在開催中の行方不明展に行ってきました。
感想をメインに綴っていきます。

展示会概要はこちらから↓

会場の雰囲気、キャプション等も相まって、没入感高い展示会でした!

平日昼にいっても結構混んでいて、人気を感じました。(音声コンテンツ聞くのに45分待ち)

HANA的感想

個人的には展示ひとつひとつよりも、通底した「どこか」と「だれか」に非常に惹かれました。

この貼り紙に書かれている人はいるはずなのに、確認できなくなっている。記憶さえも薄れて、探す側の誰かが狼狽している。

誰かが使わなければこの物は存在していないはずなのに、誰も使った人がいない。

自分のことを誰も知らない世界に行きたくて。念願成就して異世界に来たとしても、自分さえも自分のことを忘れて、何者でもなくなってしまっている。

本展示において、「行方不明」は「存在が確認できない○○」という定義なのかなと考えます。

確認できないならないはずなのに、痕跡がここにある。

…自分が忘れているだけで、知らないだけで、本当は存在している何か、どこか、誰かがあるのかもしれない。

そんなことを思う展示会でした。

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