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彼が見ているのって?

「ねぇ〜彼ったら髪の毛切ったのに気付いてくれないのぉ、ひどくなぁ〜い?私の事見てくれてな〜い。」

「私は思い切ってネイルの色💅変えてみたんだぁ、めっちゃ可愛くな〜い」

…うん。
何ミリか髪が短くなろうが、ネイルの色が微妙に変わろうがほとんどの男性は気付かんぞ。貴方のことを見ていないのでは無く、見ている場所が違うのよ。
ど〜もガナーズです🙇🏻

さて、男女問わず、気になっている人がどこを見ているかが気になる人は多いと思います。

というわけで前回に続いてそんな気になる彼、大島僚太選手が、何を見て、何を考えているかを記事にしたいと思います。
※驚愕の内容を含みますが、zoomで本人に直接聞いたのでノンフィクションです。

取り上げるのはルヴァン杯史上歴史に残る試合になった、2019年ルヴァン杯決勝の後半43分。彼が小林悠選手のゴールをアシストした場面です。(参考動画の1:05辺り〜)
※記事を読んだ後に再度映像を見返すと驚きが増します。心臓の弱い方はご注意下さい🙇🏻

この場面、大島選手は相手陣内のやや左サイドで後ろ向きにボールを受けます。

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受けながら首を振って周囲の状況を確認。
味方の選手が左サイドに開いた事と、それにより目の前のDFが1,2歩後ろに下がった事を確認します。(前回記事の認知ですね)

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それを見て素早く前向きにターン。
(これも前回記事のターンです)
この間コンマ数秒。
もうこれだけで凄い😱

「後ろを確認したら相手が1,2歩下がったから前を向いた。」

文字にすれば当たり前の事の様ですが、
 ●コンマ数秒前は相手が真後ろにいたんですよ?
 ●ボールをコントロールしながらでは中々気付けないですよ?
 ●そして1,2歩下がったとは言っても1.5m位しか離れてないですよ?
その一瞬で前向きにターン出来る事に驚きます…

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ですが、話を聞いて本当に私が驚愕したのはこの後の事…

「ゴール前に走り込む味方選手(小林悠選手)を直接は見えていなかったのですが、相手選手(キム・ミンテ選手)が背後を気にする素振りを見せたので、そこに小林悠選手が走り込んでいると思いました。普段から小林悠選手は相手の裏のスペースを狙っているので…」

…はい?😳
何をおっしゃってますの?

 ●目の前1.5mに相手がいますよね?
 ●自分より背の高い選手がいて背後のスペースなんて見えないですよね?
 ●パスの出し先の味方選手を見ているならともかく、相手選手が"背後を気にする素振り"なんて見えます?

しかもここまでコンマ数秒…

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…はっ❗️本当に相手選手が背後を気にしてる〜😱

そして更にこの後、
 ●利き足とは逆の左足で、
 ●相手が間にいるから浮き球で、
 ●相手選手の頭は越えるけど味方は届く
絶妙なパス…

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最初から全て(ボールを受ける→認知→ターン→パス)足しても1〜2秒…😱

いやぁ〜
彼のプレーを観るだけでご飯🍚3杯はいけますね。

という事で、結論。
気になる彼(大島選手)が何を見ているかと言うと、
「味方選手やスペースだけじゃなく、相手選手の素振りまで1秒あれば見ている」
でした。

これだけ敏感に変化に気付ける彼って素敵ですね😍
そりゃモテるは…(そうじゃない)

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