6/29 罪悪感は人を縛るだけ

最近マガジンに書くような出来事が何もない。
何故なら全く外出していないから。買い物とちょこザップ位。

そして何故出かけてないかというと、記事の締め切りがバチクソにバチクソだから。

流石に、やるべきことをほっぽりだして遊びに行くというのは気が引ける。ゲームに熱中するのも気が引ける。
別にオモコロの外部ライターにクビとかないから「へい!今やってますんで!」ってヘラヘラしながら放蕩三昧しても問題はないのだけど。

いや問題はあるのだが。

心の奥底に「締切がアレ」という状態で遊んでもな、という、編集部への顔向けという意味の他に、自分自身のプライドに報いる為にも遊び呆けたりはしていない。
俺はそこそこな金欠の大学生時代に、手渡しの給与袋に1000円多く入っていたからといってそれをきっちり返すような男だった(返さなかったら犯罪ではある)
言わなきゃバレない事を何故正直に名乗り出たかと言えば、そんな手段で手に入れた1000円で飯を喰っても何も美味くないから、というプライドからだ。
だから今外に遊びに出かけてないのも、ソシャゲのデイリーもロクに回していないのも、「そんな状況で遊んでも何も楽しくないだろ」という罪悪感が自分を縛っているからだ。


そして、それとは別に、猛烈な大問題がある。

遊んでないけど記事の作業が進んでないのだ。

今仕事してなくて、外にも出かけてないという事は一日23時間位は家にいる。
わぁ!こんなの一日8時間PCに向かってたら一瞬じゃないですか!

出来ない。
なんなら18時間位横になってる。

頭の中がローディング状態というか、スマホゲーの読み込み中のフリーズみたいというか。ゲーム内のキャラクターは動いているけど、NowLoadingのぐるぐるがずっと回っていて何も進まないような、そういう脳内の状態になっている。

「人間は必要以上に眠れないように出来ている」って絶対に嘘だと思う。
だとしたら、一日最低でも8時間働いて、どう見積もっても15時間は稼働してた筈の人間が、十数時間睡眠を取ってまだ「眠くて動けない」という状態になる訳がない。

どう考えても働いていた時の俺の方が活動的だった。トータルの稼働時間どころか労働時間を除いた活動時間と比べても。

「遊んじゃ駄目」という自縛をしているのに頑張れない。
それもそうか。ロープでぐるぐるまきにして自由を奪った所でそいつが働き出すのとは別問題だ。
罪悪感は誤った道に進ませないブレーキにはなるけど、エンジンを動かすガソリンにはなり得ない。

仕事を辞めて実感したのは、俺は働いてないと駄目だという事。
働くのは好きじゃないけど、俺に鞭打って人としての形を保たせてくれる何かが俺には必要なんだ。

あー。

「俺ならフリーランスで喰っていける」みたいな甘い考えしなくてよかった。


【今日の裏メニュー】
とはいえ多少はやってるウマ娘の事


ここから先は

1,350字 / 2画像
この記事のみ ¥ 100

サポートして頂いた分は俺が肥える為の糧とさせていただきます。 引退馬関連の記事にサポート頂いた分は引退馬支援に何らかの形で還元いたします。