プロゲーマー、オタ活に救われる #北九州SF展
どうも、ストーム久保(@stormkubo)です。
突然ですが、みなさんは「オタク活動」いわゆる「オタ活」を最近していますでしょうか?
『オタクはオタ活をしないと実際干からびる』、古事記にも記されているように実際危ない。
かくいう私も先日までは干からびていたのですが、とあるオタ活で潤いを取り戻しました!やはりオタ活はいいぞぉ…
今回は、そんなオタ活の話を経緯と旅行話を交えながら語らせていただきます。
趣味を仕事にする弊害
私はストリートファイター(以下、SF)シリーズが好きです。
ヨガは格闘技という間違ったイメージ、相撲なのに積極的に尻餅をしに行く力士、エセカンフーバイカー巨漢、叡知なキャラの数々。
これでもかと個性を出しているキャラクターが居るのが普通と思えるほど、異常に治安が悪い世界観(洗脳!拉致!犯罪都市!)
格闘ゲームとしての面も好きですが、どちらかというとキャラクターや世界観の方に強く魅力を感じています。
なので、設定を調べたりグッズを買ったりして、オタクな楽しみ方もしている次第です。
しかし、今年はSFL2022へ参戦したのをきっかけにSFを趣味ではなく、仕事として向き合うことにしました。
そうなると、当たり前ですが好きよりも勝つことが重要だというのを考えさせられます。
勝つためには好きなキャラクターよりも勝率が高いキャラクターを練習する必要がありますし、トッププロとの対戦は精神がすり減っていくような内容です。
もちろん、実力を上げるための取り組みや真剣勝負ならではの緊張感など、プレイヤーとしての充実感はあります。
なので、しばらくは充実感とチームリーダーとしての責任感で練習をしていたのですが、ひたすら周りとの実力差を噛み締める毎日です。
私は競技シーンから離れていたので、これまでずっとやり込んでいたトッププレイヤーに追いつくのは簡単ではないとわかっていますが、埋まらない差にどうしても焦りと情けなさを感じてしまいます。
SFは趣味でもあり仕事。
しかし趣味として消費する時間があるなら、仕事として取り組むことを優先するべきでは?
なんて考えてやっていたら、ストレスの発散場所が無くなってパンク寸前になっちゃいました。
あなたのオタ活はどこから?私はストレスから
そんな時にTwitterで見かけたのが「7/30(土)北九州のストリートファイター世界展(以下、世界展)でトークショー&チャリティーオークション開催」の告知。
今回の北九州での世界展では、日本で始めて『ストリートファイター6』(以下、スト6)を遊べる試遊台があるとのこと。
ただ、私は以前渋谷で開催された世界展に行ったことがあるので内容は知っています。
それにスト6の試遊は、後日参加するEVOで触れるので、わざわざ北九州まで行かなくても良いと考えて北九州の世界展自体はスルーしていました。
が、トークショー&チャリティーオークションがあるのなら話は別です!
トークショー&チャリティーオークションは、過去に数回開催されているのですが、どれもが開発陣の語るマル秘話やCAPCOM秘蔵のアイテムを手に入れられる貴重なイベントだったと聞いています。
(内容の詳細は、漏洩厳禁のようで参加者以外知り得ません)
前回の渋谷での開催は、サイン入り図鑑が特典だった影響なのか参加チケットが即完売。私は完売後に気がついたので、参加できずに悔しい想いをしました…
そんな想いを晴らすべく、今回は告知のツイートを確認後リバサでチケットを購入!
実は、私オタ活をやったことが無かったんですよね。
時間が無かったり、情報を追うことができてなくて機会を逃したり、月に2回海外に飛んでいたので…
そう思ったら、是が非でもオタクとしての活動がしたくなりました!
オタクの自分を取り戻すべく、そして磨耗しきった心を今一度潤わせるために北九州へ行くことにしました。
北九州弾丸旅行
会場は小倉駅近くということで、飛行機で福岡空港へ行き、博多→小倉という道筋で移動しました。
昼頃に福岡空港に到着こともあって、まずは博多駅で昼飯。Twitterという便利アプリで情報を集めて、向かったのは「博多らーめんshinshin」。
食べ終えたら、新幹線で小倉駅へ移動。小倉駅から会場である「北九州リバーウォーク」へ徒歩で向かいます。
会場に着くと、まずはオークションに出品される秘蔵グッズの確認をしました。この時点ではまだ撮影OKだったので、パシャリ。
やはり、本命はCAPCOM公式イラストレーターの方々がそれぞれ書き下ろしたサイン色紙でしょう。
世界に1つだけの超レアアイテム、久保は果たして競り落とせるのでしょうか?
スーパーオークションファイター2X
イベント開始時間になり、チャリティーオークションが始まります。
会場に居る人達全員から、サイン色紙やサイン入りポスターを落とす!という熱気を感じましたが、司会進行役のウラサワ カナさんや開発陣のトークが面白くて、終始和気あいあいとした雰囲気
で競りがおこなわれていたので居心地が良かったです。
そして、オークションも終盤。
ここからサイン入りグッズが登場するのですが、なんだか会場の雰囲気が変わった気がしました。
もしかすると、ここからは戦いなのでは?
第六感が何かを察知したタイミングで、本命にしていた「サイン入りタロットカード」の競りが始まったのでEXゲージは使って獲得!
これはとても嬉しい成果。タロットカードは、後ほど写真で紹介しますね。
オークション自体が始めてなので、声を出すのも緊張しましたが、狙っていた物を競り落とせると気持ちが良いものですね。
他にも2点ほどグッズを獲得して、気分上々。
『もしかすると、この感じならサイン色紙もいけるのでは?』
第六感からのアラートを忘れ、残りのEXゲージを確認しながら舌なめずりをしていると、サイン色紙のラウンドが登場します。
このラウンド、行くしかない!
ついに大本命のオークションが始まりました。
いえ、違いますね…始まりませんでした。
そこから先は、もう笑うことしかできなかったのですから。
例えるなら、真空波動拳とタイガーキャノンの撃ち合い。
スパコン同士がしのぎ合ってるところにEX技が入る隙間なんてありません。
あの瞬間、競り合っていた人達は間違いなくストリートファイターでした。
勝つために全力で技を撃ち、時には相手の心をぶち折る戦法も使う。オークションの終盤にて、私はオークションの本当の楽しさを知ることができたと思います。
そして、最後の一撃が決まった時に聞こえた「K.O!!」の幻聴。失礼な言い方なのは重々承知していますが、まさに勝者と敗者が決まった瞬間でした…
全ての出品物が競り落とされて、チャリティーオークションは終了。
私が競り落としたのは、3つ。
・サイン入りタロットカード
・オロTシャツ
・うどんコミック
感想、というか反省。
みんなが大本命までゲージを温存する読みで、細かくゲージを使っても良かった気がしました。
というのも最終局面で戦いについていけなかったので、手前の段階で競りをやり込むべきだったのかなと。
次はあるとしたら、攻略をしてから行こうと思います!次もあってくれ!
目的の物は獲得できたのと、オークションの競り落とした時の気持ち良さを味わえたし、アツい試合を間近で見れたので大満足!
干からびていた心が満たされたのを感じながら、会場を後にしました。
オタ活を終えて、潤いに満ち満ちた状態で博多駅へと移動。アビ友とご飯を食べて旅行は終了です。
朝9時に福岡到着、同日21時に帰宅の弾丸旅行。
ずっと動いていた代償で体はボロボロですが、1日を通して満足度が凄かったので心はかなり元気になりました!
オタ活して本当に良かったです。みなさんもぜひ、生き詰まった時にこそオタ活をしてください。染みるぞぉ~。
今後は趣味としても、仕事としてもしっかりSFに向き合って取り組んでいきたいと思います。
頑張るぞ!頑張るぞ!頑張るぞ!