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サラリーマン。陰キャには向かないと思っていたけど、良さはあった。

退職した職場に、またバイトとして雇われて出勤しているという、奇妙なことになっています。踏み入れた個人事業主の世界と、サラリーマンの世界の二つを味わっています。

「かつての職場。違和感なく働ける。なんかいい感じ。」
「みんな、お帰りなさいとか言っくれてる。ちょっとうれしい。」
「安心感を感じる。辞めてこれを失くしたんだな。」


個人事業主として活動を始めてみると、まったく自由なんですよね。当たり前かもしれませんが。すべて自分で何かを決めて、自ら何らかの活動をすることになります。


いま、起業家としての自分には、メンターとする方が居ます。本当に道しるべのような存在です。起業を目指す方々とのグループ活動があり、異業種交流会での起業家として稼いで暮らしている方々との交流も始めています。


が、みなさん仲間なんですけど、サラリーマンの同僚とは全く違う。ピンですべてが自己責任。
助け合いはありますけど、進んでいる道が一人ひとり違っている。関わり合い方は少々素っ気ない。そういう世界。


舞い戻って分かる文化の違い。なんだろうこれは。働き方の意識が全然違う。人種が違うのかと思うくらい。


サラリーマンは分掌に基づいて自分の役割を果たす。みんなで力を合わせている。これはこれで楽しい。
けど、している仕事は自分の好きなことではないな。選ぶ自由がないね。
人間関係がツライ。陰キャの僕には苦しい。お酒を毎日飲んでたよね。


個人事業主は全部自分ひとり。自由だ。付き合う人も仕事も、自分が選ぶ。
ストレス激減。極楽だ。
しかし、メンターがいて仲間がいても、やるのは自分ひとり。淡い仲間との交わり。こんな僕でも、0.01ミリくらいは寂しいかも。家族が欲しくなってきたかな。


どちらが良い、悪いとかではないのです。ただ、これは向き不向きといいますか、好き嫌いがあることに感じます。
だから今、眠ったまま働いている方がいたら、違う世界に行こうと考えたことのない人がいたら、ちょっと他人の芝を見てみた方がよいと思うのです。30年もの間、よそを見ないでサラリーマンしてた僕は、今そう思うんです。


かつての僕は、サラリーマン以外のあり方には関心がありませんでした。お馬鹿さんだったんですよね。人生こんなもんと決めつけて。退職まで時間が過ぎるのを待っていました。
ところが、ある日ふっと、なんのきっかけもなく、意識が芽生えたのがラッキーでした。自由に生きていいよねって。


自由が欲しかった。こっちの側に来れて幸運です。やってみたら僕は一人で働くのが向いている(前橋の占い師さん「あんた一人の方が成功する」って言ってくれたし(^^)/ )。

♪~だったらその前に私の
一番硬くて尖った部分を
ぶつけて
〇ぬわー(see new world)~♪

ここまで大げさでもないですが、やりたいことをしている自分になりたい。


サラーマンのみなさま。ちょっとばかし見てみてくださいな。こちらの世界も。自由が好きな人、一人が好きな人、内向的な人たち、ラクに生きられるかもよ。こっちの方が。


個人事業主として独自のサービスを提供されている方々には、ご家庭をお持ちの方も多いです(というか私の半径3mでは独身の方が少ない印象)。楽しく生きているパパやママの方が、家庭で歓迎されてるかもです。


個人事業主の方々は、みなさんお仕事がいい意味でバラバラ。いろんなことに触れることができて、知ることも多くて楽しいです。
人間関係はチョー広くなり、そして浅い。そういう世界に見えてる。
これもすごくイイですよ!


ただし、サラリーマンの良さもあった。今それを感じています。
仲間と力を合わせる良さはありますよね。日本ではサラリーマンの方が圧倒的に多いのは、向いている人が多いということでもあるのでしょう。


興味を感じて日本政策金融公庫の「2022年度起業と起業意識に関する調査」 を見てみたところ、サラリーマンにくくられる人の中で「起業に関心あり」は16.3%、「以前も今も起業に関心なし」は55.8%となってました。起業を考える人、少ないですねー。


流行りの猫ミーム動画。お勤め人の大変さを、面白おかしく表現して楽しいですね。いやね。私も食品工場にいたことあるもんですから。


いま、その反面にあるいいところを、肌で感じている今日この頃。ツライ思いの方もいらっしゃると思いますが、いいところを数えてみて欲しいです。ありますから。


偶然に出戻った元職場なんですけと、もう少し居させてもらい、サラリーマンを楽しみつつ、自分の事業にも生かそうと考えています。


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