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夢日記

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寝起きにうすぼんやりと記憶に残っている夢の記録。夢の記録ですから、何の脈絡もないように思われる記事ばかりでしょう。そこでは、うつし世とは異なる奇妙な論理がはたらいているようです。
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2021年11月の記事一覧

そのむかし狂おしいほど大好きだった、或る女を夢に見た。ぼくが四十男に近づくのに併せて、彼女もまたその顔に年輪を刻んでいた。うつくしい彼女は、むかしより少し低い声で、あんたなんか大嫌いだったと云った。ぼくは微笑みながら、あんたが大好きだったと云った。抱擁したところで目が醒めた。

鉄筆堂
2年前