女社長への道を考えるアラフォーのnoteデビュー
10才の息子に「将来の夢はなに?」と聞いたことがあった。
「ニートかな」
「それはダメ」(なんじゃそりゃ)
「じゃあゲーム配信する」
「まぁ悪くないね」(今どきやなぁ)
「マンガ家にもなりたい」
「いいね」(将来の夢っぽくなってきた!)
「宇宙に大きな可能性を感じるんだよ」
「う、うん」(ゲームの話かな?それともNASA?)
「あと、人間を作りたいんだよね」
「・・・・・・人造人間ってこと???」
どんどん意味がわからなくなってきたところで、不意に息子が言った。
「ママの将来の夢はなに?」
わたしの将来の夢ってか!?
面食らって口ごもる。
「ママはもう今が将来だから、ママにとっての将来っていうのはなくって・・・・・・」と言いかけて、瞬時に振り払った。
そんなはずはない。わたしに将来がないはずない。子供より短い時間かもしれないけど、確実にわたしにも将来はあるのだ。
しかし息子が純粋にそんな質問をすることに、わたしはびっくりした。
だってわたしが子供の頃なんて、親に将来があるなんて思ってもみなかった。
正直言って、親の人生はもう終わってると思っていたのだ。
当時のわたしには、親は子供を育てるためだけに生きているように見えた。
特に趣味があるようにも見えなかったし、自分のために何かを努力しているようにも見えなかった。
別にそれでも生き生きと楽しく生活してれば良いんだけど、そうも見えない。
もちろん世の中には、親になっても何かを成し遂げるために努力している人だっているだろうし、趣味に夢中になって人生を楽しんでいる親だっていると思う。
ただ自分にとっての一番身近なお手本がそうではなかったので、ただ漠然とそう思っていたのだ。
そんなわたしが子供時代に親を見て思っていたことがある。
「こうはなりたくないなぁ」
ハイ、失礼は承知です。
でも仕方ない。事実ですから。
で、なんとなく自分が親になってからそういうことを思い出し、自分の子供だから自分と同じようなことを思ってんじゃないかなと思っていたら、意外とそうでもなかったようだ。
わたしは結婚と同時に仕事を辞めて(引っ越ししたため)、少し育児が落ち着いたときに強烈に思ってたことがある。
「やっぱり自分の稼ぎが欲しい!」
である。
別にうちのダンナは自分が稼いでることを誇示するような古いタイプの男でもないんだけど(誇示する新しいタイプもいるのかな?)、やっぱり少しでも自分の稼ぎが欲しい。
エステとかダンナに気兼ねなく行きたいし。
贅沢したいわけじゃないけど北海道旅行とかも行きたいし。
いや、大事なのはそこじゃない。(まぁそれらも大事なんだけど)
ダンナの稼ぎだけに依存せず、自分の人生を楽しむためには自分で稼いだお金が必須。
思い立ったが吉日で、社会復帰することに決めました。
7年も専業主婦をしていたから厳しいかな、と不安だったけど、近所の不動産会社に運良くパートで入社。
業界の経験もあったし、宅地建物取引主任者の資格があったのも功を奏したと思う。
子供の保育園探しとか大変だったけどなんとか入園もできて、無事に働き始めました。
そうこうしているうちに、雇われて、時間給で稼ぐのには限界があるな、と思い始めてきたわたし。
若いときには思いもしなかったけど、今は働く時間にも限りがあるし、それ以外の不労所得が欲しい!!
という短絡的な考えの結果、まったく縁のなかった(いや、関わろうとしなかった)経済・金融の勉強をすることに決めて、コツコツ貯めたパート代の30万でお金に関するオンラインスクールに申し込みました。
流行りの自己投資ってやつです。
まずは基礎的な経済の勉強から始めました。
それから金融用語や保険全般にも進めていき、恥ずかしながら知らなかったことが多く、けっこう楽しんで勉強してました。
しかし株式投資の勉強に入ると一気に難しくなり徐々に足踏み状態に。(わたしの理解力のなさカモ)
これではいけない!!と気合を入れ直し、とりあえず投資信託の勉強だけを先に集中的にやりました。
投資信託はとにかく時間を味方につけてお金を増やすのが大事だと知り、1日でも早く設定したかったからです。
こういったお金の増やし方も知らなかったので(もちろん元本保証ではないけれど)それを知れただけでも勉強した価値があったなぁと思ってます。
引き続き株式投資の勉強も進めて個別株にも挑戦したいなぁと思っているんだけど、いかんせん独りでコツコツやっていると心が折れそうになるのも事実です。
そこで「noteをやろう!」と思いつきました。
勉強内容を自分なりにアウトプットして記録に残していくと、モチベーションも維持できるんではないかと。
同じような志の人や、似たような立場の人と交流できたら楽しそうだし。
読書が趣味で文章を読むのも好きなので、おもしろい記事に出会えたらうれしいし。
下の子も今年から小学校に入学するし、新しいことに挑戦してみようと小さな一歩を踏み出そうとしているわたしです。
そんなこんなで冒頭の話に戻ります。
「ママの将来の夢はなに?」
純粋な目でわたしを見つめる息子。
「そうね、ママの夢は・・・・・・」
逡巡するわたしの頭の中。思わず口をついて出た言葉は、、、
「社長になることかな」
今までやったことないことにしようとか、子供にわかりやすい夢にしようとか、いろいろ考えていたらこんな言葉になってしまった。
肝心の息子の反応はというと、
「ウヒョ――――――――!!」
「しゃちょ―――――――――!!」
思いの外、好反応でした。
「ママ、社長になんの?」
「・・・・・・うん、まあね」
(個人事業主でもいいよね!社長は社長だもんね!あれ?ちがうのかな?)
と焦るわたしを尻目に、息子はゲームをやるため去っていきました。
しかし言ってしまった手前、社長になるためのわたしの道が始まりました。
いつまでも雇われで働いていても、限界あるかな〜と何となく思っていた潜在意識も手伝ったのかも知れない。
今まで稼いだことのないやり方で、お金を稼いでみたい。
今の世の中ダンナの稼ぎだってどうなっていくかわかんないし。
女社長ってかっこいいし。
と、社長になるための理由をむりやり列挙。
なにより夢が叶わない姿を子供に見せる訳にはいかない!と、勝手に興奮しています。(ただの独り相撲かも・・・・・・)
ちなみにダンナはわたしが社長になったら主夫になるそうです。
(それでいいのか!?)
問題は、どうやって社長になるか。
ノープランです。
とりあえず、目の前のやるべきことをコツコツやりながら、どうやって社長になればいいのか探っていきたいです。
最後までお読みいただきありがとうございます!もっとがんばります。