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社会の役に立ちたいと思うこと

千正さんブログ 3.コロナ対策現場の官僚の思い

「ただ、一方でものすごく心が震える仕事でもある。そもそも、社会の役に立ちたいという気持ちが強いから、待遇のよい民間企業ではなく官僚という職業を選んでいる人が多い。」(原文抜粋)

そうなんです。政治家になりたいとか野心丸出しの人も中にはいますが、かなりの数の職員が、純粋に社会のために、日本のために、もっと高給とれるであろう金融系とか、外資系コンサルとか、華々しい職を蹴って働いている場所です。もっとも、野心ありまくりの人は定年まで勤め上げることはないと思いますが。

現在の状況だったり、東日本大震災だったり、国難と言える事態ほど、公務員たちの仕事の「やりがい」は高まります。まさしく、「心が震える仕事」です。自分が国を守るのだ、市民を守るのだ、でも、ここでいくら頑張っても、自分のボーナス査定が良くなることもありません(ぶっちゃけ、良い仕事ぶりなら、出世コースに乗るなどのメリットはあるかもしれない)。

自分のためではなく、誰かのために。社会のために。こういう気持ちが根底に無いと公務員は続けられません。間違いなく「やってられるか!」な気持ちになります。

社会のために。このあまりにフワッとしたワードをモチベーションにしているがゆえに、役所に関わったことが無い人には全く理解されない・出来ない仕事に文字通り「命を賭して」毎日睡眠3時間で頑張っている人たちに敬意を表したいと思います。

そして、自分がこんな国難に、昔の仲間に少しでも力を貸すことが出来なくて、本当にスマンという気持ちでいっぱいです。

家で大人しく、人との接触98%減を守るだけでも社会の役に立てればと。

社会の役に立ちたい、これはもう少し掘り下げて考えてみたい。また次の機会に。

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