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オーストラリアで10回目の転職活動

大学入学のため移り住んだオーストラリア、今年で在豪20年になりました。
人生の目標であった海外移住、大学卒業時に永住権も取れ、目標達成できたにも関わらず、人間とは欲深いものです。
ひとつの国じゃなくて、いろんな国で働いてみたい!
その目標を達成するため、今の職場に転職してまだ10ヶ月なのに早くも転職を考えている、オーストラリアで働く40過ぎのお母さんです。

私の職歴

オーストラリアの大学を卒業して理学療法士の資格を取ったので、当初は理学療法士(PT)として地元の病院などで働いていました。
PTとしては約14年働き、転職は7回。
引っ越しが多かったというのもありますが、病棟、外来、訪問、などなど違う分野を体験したくて、転職していました。
そして、コロナ禍の2021年に労働安全衛生(OHS: Occupational Health and Safety) という分野にキャリア変更をしました。
キャリアアップのため、大学院にも通い初めました。
OHSになって今の職場で3つ目。ここ3年は、1年に1回は転職しているみたいな感じです。

友達がいないので一般論はあまりわかりませんが、40代でこんなに転職している人というのはあまり多くないのではないかな。
転職が珍しくないオーストラリアでも、少し多めなんじゃないかなと感じます。

転職の弊害

今まで転職について、手間は掛かるものの、あまりリスクについては考えてはいませんでしたが、つい先日、実害がありました。
なんと、クレジットカード審査に落ちてしまったのです。
これはショックだった…。

ここ数日、もっと航空会社のマイルを貯めたいなと思い始めて、マイル付きのクレジットカードを申し込んでみたのです。
ここ10年ほど、カードの支払いが面倒臭いという理由でクレジットカードは持っていませんでした。

フルタイムで働いているし、年収1000万あるし、ローンなどの借金一切ないし、正直カード審査なんて楽勝だろうと思っていて、まさかカードが持てないなんて全く考えてなかったので非常に落ち込みました。
ここ3年の転職が多すぎることが、「職の不安定」ということで大きなポイント減になってしまったのです。
それに加えて、最近新たな賃貸に引っ越しもしたし…。
雇用年数は信用を表すのです。
社会的信用のない私。ぐうの音も出ません。

こんな調子だと、来年は家を買いたいのに住宅ローンの審査もきっと通らない…。

文句言い続けながら同じ職場で働き続ける人がなんで辞めないのか、今まで理解できずにいましたが、長年の雇用によって社会的信頼と安定を維持するという理由で働き続けるという選択もあったのか!、と40過ぎにして学びました。
遅いっっ!

今の状況で、銀行からの信頼を得るためには、安定した収入、そして雇用が必須です。
今の会社に転職したのは今年の2月、まだ1年も経っていないのに本当に転職していいのか?

どう思いますか?

それでも転職したい!

私が破天荒なのか、常識がないのか、現実逃避しているのか、私の中では、銀行から信用されないリスクを伴ってでも転職はマストだと思っています。

転職の理由にもよると思いますが、私はもっとキャリアアップしたい!
今の職場でできることはもうやり切ったと言えるほど、正直なところ今の職場のOHSレベルは高くありません。むしろ平均以下。
平均レベルに持っていく仕事ばかり。

私のキャリアゴールが、管理職などの組織における役職ならば、今の職場での仕事はやりがいがあると思うのです。
でも私は、組織に頼らない、自分のスキルで生活できる人になる!
そして、日本や他の国でもひょいひょいと働けるようになる!
それが私のキャリアゴール。

だから、組織的なチャレンジしかない今の職場は、これ以上いても得るものが非常に少ないという結論に至ったのでした。

加えて私、ぼろぼろになりながらも大学院でOHSの勉強もしています。
毎学期どんどん知識をつけていくのが楽しくて、学んだことをもっともっと使っていきたいというふうにも思っています。
それから、再来年からは修士課程の研究も始まります。

転職したいけど怖い

ということは、今の自分にはちょっと無理〜と感じるくらいの職場に応募する必要がある、と思うのです。
例えばコンサルタントの仕事とか。
あぁ、難しそう。あぁ、怖い。

あぁ、なんで私は、怠け者の癖にこんなに大変になる道ばかりを選ぶんだろう、とちょっと自分のことがわからなくなりますが、もうしょうがない!

まずは、履歴書(Resume)をアップデートして、カバーレターも書くぞ!


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