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【映画】 最終回上映前には売店は閉めます! と高らかに宣言されてしまう問題

映画をよく観ます。

映画を観に劇場に行くと、何故か入場するためにお金を取られます。
なるほど、それはそうだと思います。
そこには特段、異論はないです。むしろ、ありがとうございます!と言いたいです。声高らかに。高らかに、朗らかに。あんまり、大きな声出す雰囲気ではないのでそうはしませんけど。

グッズも見ます。
僕が現在住んでいる福岡市では、そうでもないですけど、東京にいる頃は割に単館系の劇場でもグッズが充実していたりして、散財したものです。
つい最近も、『ブリグズビー・ベア』のTシャツが売っていたみたいで、一応、コッチの劇場でも映画自体は、かかったんですけど、グッズは扱ってなかったんですよね。東京中心主義も、はなはだしいよ。買いたかったよ、俺も。きっと、君も。

そんなグッズ売り場の定番といえば、パンフレットかプログラムですね。
プログラムという言い方は最近しませんけれど、まあ、映画の解説だ!詳細だ!が書いてある冊子です。
あれ、一昔前は、単に作品のスチールがパラパラあって、特に聞いたこともない映画評論家が“プレスシート書き写し”みたいな雑文を添えているだけの全体的にもペラッペラのモノで、あれにワンコイン以上出していたですね。すごいデスねー。
僕は、いつからかパンフ買うくらいならば、その分の金で、もう一本映画観る!ことにしました。

しかも、パンフって大抵試し読みもできないし、半分詐欺まがいと言ってしまうことに躊躇はありません。
普通にネット漁った方が、情報は拾えるし、今や時代遅れの産物なのかも知れません。

そして、百歩譲って買う!という選択をしたとしても
(実際、内容が充実したものも最近は多い印象もあります『ザ・イースト』のパンフとか良かったです。実話を元にしたりとか、政治的歴史的背景に深く依存した内容の作品の場合は、そのバックボーンを知るためのパンフレットとして機能している、とは思います)
パンフレットを買うのは、映画を観終えて、面白かった!が、為です。

しかし、
「んー、興味深かったぞ、もっと深掘りしたいぞ! よし、今日は清水の舞台から飛び降りる心持ちで、パンフレットを買おう!我はパンフを所望するぞ! あれ...、もう売店閉まっとるやないの!どーちて!」

という状況になっています。
大抵の映画館では、
「最終回上映前には、売店を閉めますので、お早めにお買い求めください」
というアナウンスがレイトショー前に流されるものです。

だから、買えない。ちょっと買いたかったけども。仕方ない。

確かに人員をそこに割くのは厳しいのかも知れない。
いっつも、映画観終わって会うのは、掃除してくれている兄ちゃんだけです。
いつも、すみません。外で買ってきたペットボトルですけど、捨てさせてもらいますね。すみません。

という感じで、単純に、最終回が終わった後の映画館のロビーって寂しいから、いやよね。

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