『恐竜学者は止まらない！』を読んで

こんにちは。
何冊も並行して読んでたので、ちょっとご無沙汰してました。
今回は小説じゃない本です。

感想

恐竜学者の日々の生活、どうやって研究を続けていくのか、がコミカルにそして詳細に記載されています。
大学で恐竜について研究を選択したのはどういう思いからか。そして研究の毎日、海外留学、博士課程中、様々な場所でのフィールドワーク。研究テーマの決め方などなど。
恐竜研究の中でも卵化石に焦点を絞り、種によっての形の特徴、卵を温めるかどうか、今の生きている鳥類や爬虫類を研究参考にしながらの進め方など、興味深かったです。
そして太古の昔に絶滅してしまった恐竜について、どうやって研究を進めていき、結論をくだすのか、とても面白かったです。
研究者は身近にはいないので、いったいどうやって研究しているのか、恐竜学者に限らず、全くの無知でしたが、ちょっと垣間見えたような感じです。
そして、中国やカナダなど、その土地独特の風習や風景描写もよかったです。

恐竜に特に興味がない人でも、面白く読める本です。