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生活者が実感する好景気とは?

先日STOCK POINT稿したマーケットに関するトピックスに質問を頂き、土屋社長が回答しました!

【内容】
日経平均が連日最高値を更新中!それでも、まだ日本株の伸びしろが期待できると思える理由(2024/2/27速報)
https://service.stockpoint.co.jp/column-news/column/market-20240227/

【質問】
生活者が実感する好景気とは、今現在からどんな経過を辿れば行き着けるのでしょうか?


【回答】
(ここから、ちょっと悲観論的になりますが、決して日本の将来を憂いているだけでなく、もっと日本は違う形に生まれ変われるはず、と思って書いています。誤解なきよう・・・ あくまでもひとつの意見です)

すべての生活者の方々が「一様に、好景気を実感できる」という世の中は、もう到来しないかもしれません。残念ながら。

好景気を謳歌する人達と、好景気とはまったく無縁の人達が共存する世の中になっている。そして、今後はさらにその傾向が強くなるように感じるのです。所謂、「格差の拡大」とか、「勝ち組・負け組」ということでしょうか
日本の企業は、昔のように「護送船団で、全員が同じように進んでいる」という状況から、「変革した企業と、変革を拒んでいる企業」に分かれてしまいました。そのため、変革した企業は収益力が高く、そこで働く人達は好景気を謳歌できる。

一方、変革を拒んでいる企業は段々と競争力が弱くなったり、収益力が落ちてきたりして、より厳しい業況となりやすい。そして、そこで働く人達は、賃金が上がらず、仕事も楽にならずで、好景気とは無縁の状態になる。つまり、「二極化」現象。

たとえば今、東京では億単位のマンションが発売・即完売になっている一方で、業務スーパーが繁盛したり、ラーメン屋さんが50円・100円の値上げに躊躇したりしているのは、そういうことだろうと推測します。
そうした「格差社会」を前提にすると、好景気を実感するためには

「自分が、好景気の場所に移動する」

ことが必須なように思います。具体的には、転職。あるいは、高い給料をもらえるスキルを身に付けて「稼ぐことができる自分」になっていく、ということ。
あるいは、
「自分なりに世の中の指標とは違う、自分が居心地の良い場所を作る」
とか。例えば、年収は低くても生活必要なものは自給自足できて、精神的に満たされた生活を送れる、とか。
「好景気」のとらえ方も、人それぞれ、いろいろでいいと思います。

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