7月12日注目の3銘柄

1. キーエンス (6861)

ファンダメンタルズ分析:

  • 業績:キーエンスは、工業用センサや測定機器、視覚システムなどの自動化機器を製造・販売する企業です。特に製造業向けのソリューションが強みで、世界中の工場で使用されています。最近の決算では、売上高・利益ともに順調に伸びており、製造業の自動化ニーズが業績を後押ししています。

  • 財務状態:自己資本比率が非常に高く、財務基盤が非常に安定しています。ROEも高く、効率的に利益を上げています。

  • 成長性:今後も製造業の自動化・効率化ニーズは続くと見られており、安定した成長が期待されます。

テクニカル分析:

  • 移動平均線:短期(25日)移動平均線が中期(75日)移動平均線を上回る「ゴールデンクロス」が見られ、強気のサインが出ています。

  • RSI:現在のRSIは60前後で、まだ買われすぎの状態ではなく、上昇余地があると考えられます。

  • サポート・レジスタンス:直近のサポートラインは60,000円付近、レジスタンスラインは65,000円付近です。現在の株価はサポートラインを上回っており、強気のトレンドが継続しています。

2. 任天堂 (7974)

ファンダメンタルズ分析:

  • 業績:任天堂は、ゲーム機「Nintendo Switch」やゲームソフトの開発・販売を手掛ける企業です。特に「Switch」の販売が好調で、ソフトウェアの売り上げも堅調に推移しています。

  • 財務状態:強固な財務基盤を持ち、キャッシュリッチな企業です。自己資本比率も高く、ROEも良好です。

  • 成長性:新しいゲームタイトルの発売や「Switch」の後継機種の開発など、今後も安定した成長が期待されています。

テクニカル分析:

  • 移動平均線:短期(25日)移動平均線が中期(75日)移動平均線を上回っており、強気のサインが出ています。

  • RSI:現在のRSIは70を超えており、買われすぎの状態に近づいています。短期的な調整の可能性もあります。

  • サポート・レジスタンス:直近のサポートラインは60,000円付近、レジスタンスラインは70,000円付近です。現在の株価はレジスタンスラインに近づいており、ここを超えるとさらに上昇が期待されます。

3. ファーストリテイリング (9983)

ファンダメンタルズ分析:

  • 業績:ファーストリテイリングは「ユニクロ」ブランドで知られる衣料品小売業者です。国内外での店舗展開が進み、特に中国市場での成長が目立ちます。最近の決算では、売上高・利益ともに順調に伸びており、オンライン販売も好調です。

  • 財務状態:健全な財務体質を維持しており、自己資本比率も高く、ROEも良好です。

  • 成長性:海外市場での拡大が成長ドライバーとなっており、今後も安定した成長が見込まれます。

テクニカル分析:

  • 移動平均線:短期(25日)移動平均線が中期(75日)移動平均線を上回っており、強気のサインが出ています。

  • RSI:現在のRSIは65前後で、まだ買われすぎの状態ではなく、上昇余地があると考えられます。

  • サポート・レジスタンス:直近のサポートラインは80,000円付近、レジスタンスラインは90,000円付近です。現在の株価はサポートラインを上回っており、強気のトレンドが継続しています。

以上、キーエンス、任天堂、ファーストリテイリングのファンダメンタルズ分析とテクニカル分析です。これらの銘柄にご注目ください。

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