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クマの恋日記

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#エッセイ

いろいろ迷子な時期のようです。

わたしは、定期的に別れ話を切り出してしまう彼女だ。 一昨日もそうだった。 ちょうど機嫌が自分でなかなか上手くとれない時期で、 彼に感謝の気持ちよりも 自分の不機嫌を伝えることを優先してしまった。 会うまでは自分の中で気持ちを整理しようと ノートにも書いたり、自分で今やれることをと思って やっていたりもしたのだけど、ダメだった。 そうなったらもう後の祭り。 自分の中で思っているのか、 思っていないのかもわからない頭の中に出てきた 言葉がぽんぽんぽんと出てしまう。 サ

好きな理由というか、一緒にいるにあたって大事なところなのかも

「いまの彼のどこが好きなの?」 と同期から話の流れで聞かれたので、 改めてここで書いてみようと思う。 自分の素を出しても、引かれない。 どうしても好きな人の前だと、 あまり失敗できないとか、 無理に良い自分を見せようと頑張っちゃいがち。 それをしなくても良い、と言ってくれるところ。 なんなら、変に自分を作って よく見せようとしているのを可愛くないと言われる始末。 すっぴんで、眼鏡のもう眠くて 半目になっているようなのを写真に収め 「これよくない?」と言われる。 わた

お待ちの間にいかがでしょうか?

ずっと気になっていた カフェに行けた時の嬉しさといったら 格別である。 いけない距離ではなかったのだけど、 人気のお店で、駐車場が不安だったから 一人では行けなかった。 実際に行ってみたら、 人がたくさん来ていたけれど、 心配していた駐車場は想像よりも 広くて安心した。 予約ができないので、 50分くらい待つことになった。 小腹が空いて、 コンビニでつまみ食いして 近辺をふらふらとお散歩。 普段は寄らないところだから どの道も新鮮な感じがした。 晴れていたのもよか

「 そっち持とうか? 」って言えるかどうかのはなし。

どちらかがモヤモヤしているとき、 相手の話を聞いてみるとか。 どちらかが寝られないとき、 ちょっとでも電話してみるとか。 そういう " お互い様 " っていうものを したいと思うかどうかって大事よね。 相手がなにかしらですこし 普通というものを保てないとき。 ちょっと背中をさすったり、 ときには背中を押してあげたり、 そんな優しさを持てるかどうかで 結婚するかどうかに 繋がっていくんじゃないのかな。 と、さいきんふと感じたこと。 もちつもたれつの関係。 それが夫

交わるも交わらないも自分で決めていい

少女漫画って、結構現実離れのストーリーが多いと思うの。 まあ、そもそもマンガっていうものはそういうものなのだけど。 でも、たまに自分の状況と似ているなと思うことがあるから 気になったり、感情移入したりすることがあるんじゃないかなって思う。 少女漫画に関しては、とくにね。 状況とか心情とか、恋愛や仕事に関しては環境とかは違っても気持ち的に味わうものは似たようなことがあるし。 で、わたしにも「なんか似てるな」とか「わかる!」とか共感できる漫画があったわけですよ。 それが、「

歩幅なんてみんな違うもの。短足だっていいじゃない

誰かにとっては、なんとことない日。 でも、誰かにとっては特別な日でもある。 8月21日は、わたしにとって特別な日でした。 彼と付き合い始めた記念日。 もともと予約していたお店のランチ。 普段では食べに行かないランチで少しそわそわ。 でも、1品目に出てきた美味しいスープで、もう緊張はほぐれてしまった。 緊張していると美味しいものも美味しく味わえないから、お腹が空いていたのもあってそれはもう野生のようにスープを飲み干しました。 (きちんとスプーンは使っているので、ご安心く

急がば回れというけど、直接伝えなかったら伝わるのかな

今のあなたが「 I LOVE YOU 」を訳するとしたら、どう訳しますか? 表紙のフォントとタイトル、デザインにひかれて買った阿部広太郎さんの 「コピーライターじゃなくても知っておきたい 心をつかむ超言葉術」。 この本の中で最初に書かれているお話だ。 わたしが考えて、 すっと浮かんできあのはこれだった。 「 おはよう、おやすみ。」 「なんで愛してるって言ってくれないの?」とか ドラマの中で喧嘩になる場面もたまーーに観る。 わたし自身も「愛している」と 言われたら嬉

何気ない挨拶も返ってくると、嬉しくて

「いってらっしゃい」 「いってきます」 この言葉って相手がいないと成立しないな、と思っていて。 彼が泊りに来て、久しぶりにわたしは送られる側になった。 もちろん、ひとりの時に言ってはいけないという決まりはないので、言うときもあるのだけど。 一人暮らしだと、「いってきます」と言って、誰かが「いってらっしゃい」と返してくれることはない。(誰もいないのに返ってきてもそれはそれで帰れなくなってしまいそうだから考え物なのだけど) 誰かに送ってもらえるのっていいな、って思った。