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失敗は「してもいい」ではなく、「欠かせない」
失敗について書かれている書籍は数多く、有名どころを例に挙げると失敗の本質や失敗の科学などがあり、この2冊は特に自分自身に影響を与えたものです。
今回はその中で語られている一部の要約し、最後に失敗を活かす具体例を3つまとめて終わりたいと思います。
私たちは、「失敗しても良いよ!」などと互いに口で言っても実際心の中は失敗を受け入れる準備ができて居なかったり、陰で非難したり、失敗をする事を執拗に恐れたりしていると思います。
よくあるミスが起きた時の流れ
以下のようなものです。
期待→幻滅→パニック→犯人探し→無実の人を処分→無関係な人を賛辞
そして過去から学ばす、同じ失敗を繰り返す。
「人は、同じ過ちを繰り返す。全く……」と言った感じです。
特に人間の記憶という物は、とても曖昧で失敗した場面が感情によってすり替わり、最終的には全然違うことにフォーカスして改善点を見つけたり、ややもすれば自分に都合の良い方向に記憶を修正してしまって反省する事ができなくなってしまいます。
失敗を不名誉なものだとしていては、受け入れることも出来ず見て見ぬふり、自己の保身などに走ってしまい原因の追求ができないので、問題点を認識、共有する事ができません。
共有する事が出来ないからまた違うところで同じミスが起こります。
認めたくないものだな、自分自身の若さゆえの過ちというものを…
などと言わず、まずは失敗を不名誉なものにしない事、認めることが大切かもしれません。
また、発明の天才エジソンも失敗について以下のように言っています。
「私は失敗していない。ただ上手く行かない方法を1万通り知る事ができただけだ」
通算本塁打数が全米1位だったベーブルースも三振の数も1位だったと思います。
つまり大きな成果は日々の小さな改善の積み重ねであるという事、
成功の影には数え切れはない失敗があり、
プロフェッショナルな人ほど、とんでもない失敗談が多いですよね。
昔で言うと
「殴られもせずに一人前になった奴がどこにいるものか!」と言う感じですかね!
本当の失敗は何もしない事だと教えられます。
最後に具体的な方法を3つまとめて終わりたいと思います。
1.間違った方向に進んでいることを知る手段を持つ
チェックリストやフィードバック、第三者による確認
誰しもミスは起こるのでそのミスに気づく事ができる仕組みを作る必要があります。
2.事前検死の導入
既に失敗した。という視点で何故失敗したのか理由を出す。
本当に失敗したわけではないので意見を出しやすいし受け入れやすいと思います。
3.失敗は欠かせないというマインドを持つ
他人の失敗を受容し、失敗を恐れず行動する事。
特に2つ目の事前検死は、忖度し易い日本人にとっては、とても盲点を突いてあらゆる場面で取り入れるべき良い文化なのかなと個人的には思いました。
自分自身も以上3点をもとにとりあえずやってみる。
失敗からヒントを得て次に活かす。
そうやっていきたいと思います。
チャンスは最大限に生かす、それが私の主義だ。
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