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Xでバズって気づいたこと

すぎっち

今年のGWは台風がやってきたみたいに大荒れのGWだった。

きっかけは家の近所で見かけたとあるマンションの窓。何か小さな黒いものがたくさんついていたからよくみたら、それは大きくて黒いハエだった！
何かの見間違いかなぁとも思いつつ翌日もう一度そのマンションの前を通るとまだたくさんのハエが動いてた。
もしかしたら中で人が亡くなってるのか？と思って動画をXにアップしたのが間違いだった。

この下にセンシティブな動画が出るので、虫を見るのが苦手な人はもう少し下にスクロールしてもらえると。あと結構きつい言葉のリプも出るので。
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このポストがきっかけで投稿がバズってしまいリプに振り回されることに。そんな状況で気づいたことをまとめてみました。


これまでのフォロワーさんのリプに全く気付けない

ボクがバズる直前までは2,500人くらいのフォロワーさんがいて、ボクにとってはありがたいことにたくさんの人たちにフォローされていた。そしてフォロワーさんとカメラ関係のことについて時々リプを交わしながらSNSライフを楽しんでいたけど、バズった後は通知が多すぎてフォロワーさんのコメントを確認することもできなくなってしまった。

一本目のポストだけでも1,270件のコメントがついたし、引用リプは2,280件。もう何が何やら。

通知も一瞬で数十件つくから、フォロワーさんのコメントに気づいてもあっという間に流れていってしまう始末。ここまで酷いとは思っていませんでした。
ずっとスマホは震えている状態で、通知を受ける設定にしてたアップルウォッチは一瞬でバッテリーがなくなってしまう。

なんだかフォロワーの皆さんとの距離が遠くなった気がして寂しかった。

インプレゾンビの大増殖

すぐにゾンビは現れました。
ボクのコメントをコピペする人や、全く関係ない画像や動画でリプする人。

インプレゾンビが現れると更にフォロワーさんのコメントは確認できなくなるし、真摯にコメントしてくれている人の対応も難しくなることに。
Xにはインプレゾンビ対応を早急に対応してほしいし、あんなのにリプ欄を乱されるのは本当に残念でしかない。

そして一度ゾンビが現れるとバズが治った後もつきまとわりつかれることに。

一気にフォロワーが増える

これはバズった種類にもよるのかもしれませんが、バズることで何故か一気にフォロワーが増加。2,500人程だったフォロワーさんが最大27,000人に。（その後徐々に減ってきています）

今回のポストは結論が見えないものだったために、みんなは結論を知りたくてフォローしてくれたのかも。ただそのせいで一部の人からは「フォロワー稼ぎ」と罵られたりも。

何人かの方は、「今回の件でアカウントを知ったけど、写真が良かったのでフォローしました」とコメントくれて、そのコメントにどれだけ救われたことか、、、

これからもバズることを狙ってポストしたりせずに、ボクの写真を淡々とポストしていこうと思う。

一定程度日本語が読めない人が現れる

本当に日本語が読めない日本人ってたくさんいるんだなと実感。
ポストに書いてあることを読み飛ばしたり、意味を理解できなかったりして、文句や批判をしてくる人が多数現れる。

「ここに書いてあるよ」「こんな意味だよ」って返しても多分そのリプも理解してもらえないだろうから、そんなコメントにはノーリアクションを徹底した。するとわざわざDMで文句を言ってくる人も。

そんな人はみんな思い込みが激しいんだろうね。

自分の感情を大切にして、他者へぶつけてくる人がいる

今回ボクは現場を見てその後管理会社へ連絡をしている。GW中で会社が休みだったから問い合わせフォームへの連絡と、受付センターみたいなところへ電話してる。

それでも「すぐに警察に連絡しろ」とか「部屋の中で孤独死されている人がいたらかわいそうだと思わないのか」とか、自分の感情をボクにぶつけてくる人がたくさんいた。
ボクはその部屋の住人のことは全く知らないし、単純にGW中で住人不在中に生ゴミが腐ってしまっただけなのかもしれない（結果は人が亡くなられていたわけだけど）。ただボクは第一発見者として最低限必要なことはやったつもりだし、後は管理会社の責任だと考えていたけど、世の中にはおせっかいな人がたくさんいるみたい。

ボクは「必要以上に他者の感情に揺さぶられない」ことを常日頃心がけているからそう考えて行動したけど、自分の感情をむき出しでボクにぶつけてくる人は、えらく生きづらい生き方をしてるなぁと思った。

陰謀論者っているんだね

ボクがフォロワー稼ぎでポストしているって罵ってくる人がいた。
ボクのポストの一挙手一投足をチェックして、「この時こう動けたはずなのに放置しているのはフォロワーを増やしたいからだ！」と熱弁している人もいた。

あとはパクツイ疑惑ね。
「同じようなアングルで撮影された動画を以前見た。コイツはそれをパクって、フォロワー稼ぎでポストしたんだ」って。
パクツイ疑惑の元になるポストを教えてって言ったんだけど、誰も明確にボクに動画を見せてくれなかった。前にアップした人は動画を削除してしまった、とかそのアカウントは凍結されてしまったとか言い訳ばかり。

挙句の果てには「パクツイ疑惑にはいつ答えてくれるんですか？」ってリプする人も。

誰かが軽い気持ちで言った嘘を、本当のことだと思い込んで悪魔の証明を求めてくる陰謀論者がボクの目の前を何度も通り過ぎるのを見て、世も末だなって思ったよ。

リフした人同士でケンカが始まる

ここまで紹介してきた特徴的なコメントをする人に対して正論をぶつける人も出てくる。もちろん日本語を理解していない人だから会話になるわけもなく、まるで大喜利か？と思うような言い争いが始まってしまう。

もちろんそのリプの中にボクのアカウントも含まれてしまっているがために見たくもないのにそのケンカを見るハメになる。（ただしこの時だけは多数の通知に埋もれてしまうことにありがたいと思った。）

リプでの喧嘩の中でも「カトーザ」って人のリプがクスって笑えた。この辺りからちょっと救われたのかもしれない。

バズった時の心構え

ボクに対して心無い言葉を投げかけてくる人は、これまで一瞬でもぼくとすれ違ったことのない赤の他人。「あんたにボクの何がわかるんだ？」って最初はちょっとイラッとすることもあった。

でも途中から、この状況をちゃんと整理しておこうと思ってメモを取るようにしたら、なんだか全て滑稽に思えてきて心が揺さぶられることがなくなった。
何かのコントを見ているような気分といえばいいのかな？

全方位から棘のある言葉が降ってくる状況になった時に一番うれしかったのはこれまでおつきあいさせていただいていたフォロワーさんの言葉。中にはDMで心配の言葉をかけてくれた人も。
そんな言葉にどれだけ救われたか。本当に心の底からありがとう。

ボクと同じような境遇に遭遇してしまった人は、一人で抱え込まずにこれまで仲良くしている人に相談する方がいいよ。

最後に

とはいえこの部屋で一人の方が亡くなったのは事実だし、それは真摯に受け止めないといけない。そして色々対応してくれた警察や消防の方には申し訳ない気持ちもいっぱいだし、かけてくれた言葉に感謝しかない。

ただしボクにはボクの生活があって、ちょうどGWで予定が詰まっていて忙しく、タイムリーな対応やXへの報告ができなかったことも一定程度理解してほしい。（ボクもみんなと同じ一般市民なんだから）

110番通報することに抵抗があったボクに対して#9110がありますよってアドバイスくれた人や、管理会社や警察への連絡、Xでの報告に対してボクを評価してくれる人もいて助かった。「変な人」は声が大きいからどうしても目立つけど、ほとんどの人は優しくてボクの事情もある程度理解してくれていることがわかった。

普通の人はなかなか経験できないことをこのGWで経験できたから、ボクは今回の件をプラスとして捉えているけど、ネガティブに物事を捉えがちに人は一瞬で心を病んでしまうんじゃないかと思うくらいSNSパワーを感じた。
できることならバズりは経験することなく、少しずつ丁寧にフォロワーさんと交流しながらSNSを楽しめたらいいなぁと、心の底から感じた。

おしまい

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すぎっち
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