見出し画像

Week3 | コンテンポラリー刺繍と刺繍史の情報収集

20200427(Mon.) - 0503(Sun.) *今週から月曜はじまりに変えてみた

刺繍に目覚めて3週目。今週やったこと。

最初の習作が完成

4月17日から挿し始めた樋口愉美子さんの刺繍枠が、4月30日に完成した。

緑の葉っぱから挿し始めて、鮮やかな花の部分を入れていく高揚感。早く完成がみたくて、寝食を忘れて刺し続けてしまう没頭感。ついに完成して惚れ惚れずっと眺めてしまう愛着感。
人の図案どおりに刺したものだから、自分の作品とは呼べないけれど、刺繍をするときに自分がどんな気持ちになるのか、この習作を通して知ることができた。

画像3


小ぶりな刺繍枠のなかに密度高く刺したステッチが愛おしい。

画像2

Pinterestをはじめた

ピンタレストに刺繍用アカウントを作って、技法ごとに気に入った表現をまとめることにした。

手芸的な表現も好きなのだけれど、私はよりコンテンポラリーな刺繍というか、刺繍のありかたを更新するような表現を考えていきたいと思っている。

スクリーンショット 2020-05-03 7.51.23

スクリーンショット 2020-05-03 7.56.01

書籍『STITCH SHOW』が届いた

先週、アート文脈で刺繍を捉えた本をさがしていてたどり着いた本。
展覧会カタログっぽいつくりになっていて、国内外の51組の作家の表現が紹介されている。
この本が出版されたときには、実際にいくつかの展覧会が開かれたもよう。スパイラルガーデンやパルコのロゴスギャラリーでの開催情報がみつかった。

2013年の出版だから、もう7年も前か。今みても新鮮だなと思うけど、今の最前線の刺繍表現がどうなっているのか、早く情報をキャッチしたい。
編集者の矢崎順子さんという方のプロフィールに、慶應の美学美術史学出身とあって、納得。とはいえ書籍では刺繍史的な位置付けの話には触れられていなかったので、この辺は自分で調べたい。

ちなみに矢野さんは現在、「刺繍カフェ」というイベントを運営されているもよう。

自分の作品づくりのための、材料調達

布も糸もない状態で、ネットで買おうにも配送が遅れていてゴールデンウィークに間に合わず…。
近所で調達できるところを探したら、御徒町の吉池の上にユザワヤがあるではないか!外出自粛のなか迷いつつ、ちょうど食料品も減ってきてたので、吉池での買い物ついでに自転車で行ってきた。

画像5

何をつくるかまだ決めてはいないのだけれど、自分の好きな青色をとじこめるような作品がつくりたくて、DMC25番糸を10色買った。

あとは、刺繍枠12cm・15cmと、白の麻布。

手芸屋さんに行って思うけれど、デザインが素敵なアイテムが本当に少ない…。家庭科の裁縫セットのセンスというか…。安っぽいプラスチックだったり妙にファンシーなイラストが入っていたり。
そんななかで、自分の好きなアイテムが揃っていくのは気分がいいな。

刺繍史をまとめはじめた

まずは自分自身の理解のために、紀元前からの刺繍史をnoteにまとめはじめた。公開できるまではだいぶ時間がかかりそうだけれど、気長にやっていくぞ。

NEXT WEEK

来週は、自分の作品づくりに着手したい。刺繍史も引き続きまとめていこう。楽しみ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?