ゲームレビュー:魔女の泉R
アトリエ系じゃない、神ゲー。
Steamのウインターセールで購入した魔女の泉R、最初はよくあるアトリエ系のかったるい素材集めゲーかと思っていたが…。
魔女テーマ系のゲームって実質そういう内容が多くてあまり期待していなかったのだが、いざ実際にプレイしてみると、コミカルでライトファンタジーな世界観ながら家族愛や人間性をテーマにした深い物語展開があり、涙腺にくる良作であった事をまず記しておく。
シナリオのテンポと難易度が絶妙。
開始から丁寧なチュートリアルがあるため、次に何をすればよいかを見失わなくて済むのは大きい。全体的にユーザーフレンドリーな仕様で、素材集め作業はあってもレベル上げ作業は基本的にない。
もちろん、パイベリーちゃんを強くするために色々探索に出ても良いし、強化アイテム作りに没頭しても良い。レアアイテム落とす敵も一定時間経てば復活するし、強くなれば瞬殺も可能になるため、素材集めに苦労する事も今のところない。
純粋にシナリオを進めるにしても、特に躓くポイントはなくて非常に遊びやすい印象です。
パイベリーちゃんが可愛い
このゲームの何が良いって、とにかくパイベリーちゃんを始めとした登場人物がみんな可愛い点です。
アメッカス渾身の駄作スターフィールドやフォースポークンとか、最近のゲームはなにかにつけて開幕直後からポリコレブスにゴチャゴチャ言われるゲームばかり。そんなもんプレイして楽しく、心がホッコリした気持ちになれるか?なれるわけ無いだろ!せめて見ていて心が癒やされるキャラを出せよ!
このゲームは韓国のゲームスタジオの開発した魔女の泉シリーズの初リメイク作品らしいんだけど、ポリコレに毒された西洋諸国には再現不可能な「萌え」をよく理解しているし、なによりユーザーが遊びやすくなる工夫が随所にされている点からも、今の日本のゲーム業界がすっかり失ってしまった「面白い物を作ろう!」という熱意みたいなのを感じるのよね。
作り手の思いはユーザーに伝わる。
ゼニと歪んだ正義心に支配されたポリコレ界隈は反省して、どうぞ。
美麗なCGが無くたって面白いモノは面白い。
本作はNVIDIAのゲームエクスペリエンスにも補足されておらず、決して重いゲームではない。グラボ積んでないノートPCでも充分遊べる軽さであり、そこもまた個人的に好感度が高い。無駄に重いくせに不親切UIでポリコレ全振りのユーザーMOD頼みのゴミゲー作ったベゼスタスターフィールドチームは猛省して、どうぞ。
今はコンシューマーゲームをやらない若者も増えているらしいので、ノートパソコンがある大学生とかは、ぜひこの「魔女の泉R」を遊んで頂きたい。全体的に優しいお話だし、近々Switch版も出るらしいので小さい子にもオススメできます。
最近は自意識の暴走したゴミみたいな大人のニュースばかり耳にしますから、パイベリーちゃんみたいな澄んだ心の主人公が活躍するゲームを、多くの若者に触れて頂きたいものです。
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