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話を聴くこと

「話をちゃんと聴いてるか?」

私が不機嫌なとき、良く子供に放っていた言葉。
多分、子供は思っていただろう。

”あなたはちゃんと聴けているの?”

今が人生で一番読書しているので
本からいくつかヒントをもらい、頭が少し回り出し始めました。
人間の基本的な行動の1つについてですが
書きたくなったので、良ければ読んでください。

私は人の話を聴くのはそれほど苦ではありません。

ただし、話を聴いてはいるのですが
話の内容を”理解したつもり”であった場合が
今まで非常に多かったです。

結果、仕事でのミスに繋がり
周りに迷惑をかけていました。

まずは相手の話や状況をありのまま、正しく認知する努力が足りていませんでした。

不明点があればそこを質問する勇気。
不明点が不明なときも、素直に白状する勇気。

これが私に足りていないから、”理解したつもり”状態になっていました。

正直、この勇気が出ないから、私は困って苦しんでたと思います。

その勇気を作りだすために、認識すべきなのは
みんな違う視点・価値観を持っているということ。

これを今までの人生では”土台”として固められていませんでした。

簡単に作れる代物ではないのですが
これがないと、他人に振り回されるだけの人生になると思います。

勿論、感情を持っている我々「人間」ですので
自分と違う他人と少しでもズレを認識した途端に
気分は下がって、もうええわ状態に音速でなります。

ですが、他人と共存するこの社会で前向きに生きていくためには
この認識をちゃんと土台に据えることが必要だと感じます。

この土台がしっかりすれば
会話では相手を理解しようと考えれます。

私はこの土台を作るために、息子と妻との会話で訓練しています。

いつもだと、我慢して聴いていてストレスになる話題も
”家族とはいえ、他人だから違うのは当たり前”
と意識すれば、相手に興味が沸いて会話に深みが出てきました。

結果、前より家族と仲良くなれている気がしています。
相手を理解する力をもっと上げたいと思えるようになってきました。

当たり前ですが、仕事仲間との共存ではよりハードルが上がります。
ここができないなあと感じてるのが休職している1つの要因です。

そこで、もう1つ意識したいことは
ちゃんと相手・状況を認知するまでは思考しない
ということです。

問題が起きてすぐ悩んでパニックなる悪い癖の原因は
これができていないことだと考えます。

ここでいう思考とは
問題だと思う点を書き出して答えを出していくイメージです。

何が問題かを考える前に、どういう状況なのかちゃんと理解しよう
ということです。

これが難しい!
反射的に考えちゃう癖はなかなか取れません。
なので今はとりあえず”話を聴く”に全力を注いでいます。

誰かこの癖を取るトレーニング方法を教えてください。

仕事で時間的余裕がない場合は、
現状把握に時間を割かずに、応急処置で終わらせたくなります。
勿論、そういった処置が必要な場面もありますが
基本は話や状況を聴いてちゃんと理解してから進むべきですよね。

これから生きていくうえで聴く力は大事だと思い
今日はこのテーマで書きました。

noteで皆さんの文章を読んで理解する行為も
トレーニングになっていますのでありがとうございます。

認知症の予防みたいな話になってしまいましたが
最後まで聴いてくださってありがとうございました。

以上









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