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毎日更新を半年続けた今こそ原点回帰

どうやら僕は知らず知らずのうちに承認欲求モンスターになってしまっていた。日記を書いていると、その日その日のわずかな心境の変化が克明に記されているわけで、後から読み返したときに自分のメンタルの変遷が手に取るように分かる。して、近頃の僕はというと、どうも他者からの承認にとらわれているように感じる。人間関係の話だとか、他者からの呼び名とか、とにかくそういう類の話題が多い。しかも、他者からの承認に思い悩むさまをこうして人目に触れる形で公開することで、さらに承認を得ようとする図太さよ。どこまでも飢えた醜いモンスターとなってしまった。

実は、思い当たるのはそれだけではない。たいてい夜に日記を書いて、翌朝にnoteのアプリを開いてどのくらい「スキ」が付いたか確認しているのですが、近頃はその数も減りつつある。また、記事への週あたりのアクセス数も目減りしている。悲しいかな、数値というのは良くも悪くも承認という曖昧なものを可視化した装置だ。増えれば脳汁が出るし、減ればストレスが溜まる。そもそもそれがおかしいんだ。こんな日記、読んでもらえることを前提としているのがおこがましい。単なる自己満足で、アウトプットをするトレーニングになっていればそれでいい。それ以上のことは望まない。スキやコメントなんて、貰えたらラッキー儲けもんくらいの意識でいなきゃダメなんだ。

それこそ数値を増やすことが目的なのであれば、質の低い記事を毎日連発するのではなく、ある程度クオリティの担保された記事をたまに更新するほうがよいでしょう。また、市場調査をしたりセルフプロモーションを積極的に行ったり、努力の仕方はいくらでもある。けれど、僕が求めているのはそんなものじゃないんだ。自分の中に日々溜まっていく”喋りたい欲”を発散したい。文章を書くことも好きなので、他者に読まれることを前提としたお利口な文章を書くのではなく、ただ思いのまま自由気ままに文字を連ねたい。

アクセス数が減ろうが、スキがつかなかろうが、フォロワーが減ろうが、知ったことではない!そんなことでいちいち一喜一憂していては、毎日の日記など続けていられない。正直、もう書くのをやめようかな、なんて思ったりもします。朝noteを開き、まったくスキがついていなかった日など、かなり萎えます。けれどいいじゃないか。他人からのリアクションなんて不安定なものに依存していては身が持たない。いまいちど初心に立ち返り、自分なりのスタイルで更新を続けていきたい。というか、2件でも3件でも好きを貰えるだけでどんなにありがたいことか、それを噛み締めたまえ。ちょっと20〜30くらいスキのついた記事があるからって図に乗るなよ。たまたまなんだから。

これまでのように無理にテーマを決めて書かなくとも、もっと日記然としたカジュアルな内容でもよいのかもしれない。その方が僕も書くのが楽だし。とにかく、質が落ちようと毎日更新だけは絶やしたくない。試行錯誤しながら何とかやっていきます。読んでくれている人、本当にありがとう。

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